センリョウ　もっとも原始的な被子植物（ひししょくぶつ）といわれています。古草本とよばれています。

学名がくめい：Sarcandra glabra　漢字名かんじめい：仙蓼 / 千両　別名べつめい：クササンゴ（草珊瑚）　英語名えいごめい：Japanese Sarcandra　分類ぶんるい/科名かめい：センリョウ科センリョウ属
大おおきさ：50～100cm　よく見みかける場所ばしょ：日陰ひかげ　林はやし　庭にわ　　よく見みかける月つき：実み　10～2月がつ　花はな　6～8月
花言葉はなことば：利益りえき

秋あきから冬ふゆにNT緑地りょくちの中なかを歩あるいていると日陰ひかげに赤あかい実みをつけた小ちいさな木きをみつけることができます。

日本にほんやアジア原産げんさんのいつも葉はをつけている常緑じょうりょくの小ちいさい木きです。花はなは地味じみな黄緑色きみどりいろで花はなびらのようなものはなく雄おしべと雌めしべがむきだしです。普段ふだんは気きがつくことが少すくない花はなです。

kamakura.travel.coocan.jp

センリョウ花実散歩

http://kamakura.travel.coocan.jp/sarcandra.html

センリョウの花と実を写真とセンリョウ花実観察地図、センリョウ花実情報で案内するページです。センリョウ千両Sarcandra glabraはセンリョウ科センリョウ属の双子葉、常緑、低木です。センリョウは正月ごろに稔る赤色、黄色のかわいい実が人気の植物です。センリョウの原産は日本など東アジアが原産の植物で種子、挿し木で増えます。センリョウは半日陰（高木下など）の多湿な場所を好み、高さ50cm～1m程に成長します。センリョウの葉は黄緑色で対生、卵形で鋸歯があります。センリョウの花期は初夏で、初冬に直径5mm～6mm程の小さな...

名前なまえは、数多かずおおくの赤い実がなるヤブコウジ科かマンリョウ（万両）にくらべると実の数が少すくないことからセンリョウ（千両）となったそうです。

みちくさずかん

2021.12.15

マンリョウ　他にも千両、百両、十両、億両という木もあります。

https://mitikusazukan.com/マンリョウ　他にも千両、百両、十両、億両とい/hakidamegiku

学名：Ardisia crenata　漢字名：万両　英語名：coral_bush 分類/科名：ヤブコウジ科ヤブコウジ属草丈：　50～　100cm　よく見かける場所：日陰　林　庭　よく見かける時期：　実10～2月　花6〜7月花言葉：寿ぎ　財産秋の終わり頃からお正月にかけてセンリョウの実が赤くなる頃、マンリョウの実も大きくなってきます。センリョウよりマンリョウの実の方が数が多いです。この辺りでは、センリョウの方が早く色付くようです。アジア原産の常緑低木です。実が赤く綺麗なのとお正月に実をつけているので縁起物として飾られます。古典園...

縁起えんぎの良よい名前なまえと赤あかい実がきれいなので園芸種えんげいしゅとして栽培さいばいされてきました。正月しょうがつの縁起物えんぎものとして正月飾しょうがつかざりにも使つかわれます。
原始的げんしてきな植物しょくぶつで、被子植物ひししょくぶつですが花はなのつくりなどはマツと同おなじ裸子植物的らししょういぶつてきなつくりをもつので古草本（こそうほん？）とよばれています。

裸子植物らししょくぶつと被子植物らししょくぶつの違ちがいの動画どうがです。（NHK for School約やく2分ふん）

NHK for School

種子のつくりで分類 | NHK for School

~~https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005301416_00000~~

種子のつくりに着目すると、被子植物、裸子植物に分類できることを説明をします。

私わたしも実みは見みますが花はなを見たことはありません。

てんてん

裸子植物らししょくぶつのほうが原始的げんしてきな植物しょくぶつといわれています。

古草本

センリョウ科かはコショウ科、ウマノスズクサ科などの植物群しょくぶつぐんとまとめて古草本とよばれています。
センリョウ科やコショウ科の植物が他ほかのどの被子植物ひししょくぶつの化石かせきよりも古ふるい時代じだいの地層ちそうから発見はっけんされたからです。また、花はなや葉はも古ふるい時代じだいの地層ちそうから発見はっけんされたことから、これまで最もっとも原始的げんしてきな被子植物はモクレン目もくとされていましたが、今いまでは古草本であったと考えられています。
さらに、最近さいきんの研究けんきゅうによって「古草本」が被子植物の進化しんかのながれを解明かいめいするとき「古草本」は、その鍵かぎをにぎる植物群しょくぶつぐんといわれています。