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ホタルブクロ この花の名前の由来も中村浩先生は「植物名の由来」で牧野説を真っ向否定しています。

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学名:Campanula punctata var. punctata 漢字名:蛍袋 別名:チョウチンバナ 英語名:Spotted bellflower 分類/科名:キキョウ科ホタルブクロ属
草丈:30~80cm よく見かける場所:道ばた よく見かける時期:5月下旬~6月
花言葉:忠実 正義
梅雨前に袋状の花を下向きに咲かせはじめます。つぼみは細長い筒状で花茎の上に複数つけます。全体に毛が生えています。

日本および東北アジアに分布する多年草です。まれに一年草や越年草のものがあります。園芸においてカンパニュラと呼ばれています。
開けた、やや乾燥した草原や道ばたなどによく見られます。
暑さには弱い一方、日陰でもよく育ちます。住宅街でも野山に出現する野生植物ですが美しいので山野草として栽培されることも多いそうです。花色には赤紫のものと白とがあり関東では赤紫が関西では白が多いそうです。

毎年、近所の土手状の斜面に毎年花を咲かせています。ほとんどが白っぽい花色です。関西系?
今年は、いつもの場所に見当たらずにちょっと奥まったところに少しだけ見つけることができました。

てんてん
てんてん

ヨトウムシヨトウムシは好んでホタルブクロの葉や蕾を食害します。 5月から6月の発生時期には夜に葉や蕾を見てみましょう。

名前の由来
牧野富太郎先生は「子どもが夜に見つけたホタルを本種の袋のような花に入れて遊んだことに由来する」としています。
中村浩先生は先日ご紹介した「植物名の由来」で牧野説を真っ向否定しています。その根拠として夜にホタルフクロの花を見つけることは困難であるとしています。
そこから、ホタルは昆虫の蛍ではなく「火垂る」すなわち提灯からきていると述べています。
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