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伊豆大島 地層切断面 迫力がありました。

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伊豆大島ジオパーク探究

東海汽船の伊豆大島ジオパーク探究コースで伊豆大島へ行ってきました。
地層切断面をご紹介します。

ジオパークとは

地質・地形から地球の過去を知り、未来を考えて、活動する場所です。
ジオパークとは、地球科学的意義のあるサイトや景観が保護、教育、持続可能な開発のすべてを含んだ総合的な考え方によって管理された、1つにまとまったエリアです。
日本にはジオパークが46地域あります。

地層切断面

場所

島の沿岸を行く大島一周道路の南西部で見られます。
高さ約24メートル、長さ630メートルの地層の断面です。
昭和28年の大島一周道路の建設工事中に偶然発見されたものです。

地層のなりたち

伊豆大島は現在も火山活動を続ける火山島で、大古より噴火を繰り返しています。噴火の中でも百数十年に一度の割合で起こってきた大噴火では火口から空中へ噴き上げられた煙の中に含まれる粒子が島の大地に広い範囲にわたって降り注ぎ、地表に沿って同じ厚さで降り積もっていきました。その降下した火山灰が地表の斜面に対して平行に堆積したものです。地層切断面はその様子を見ることができる場所です。地層はスコリア、火山灰、風化火山灰または腐植土の互層で、これらが1回の火山活動期の噴出物とされ、それら一つ一つの大噴火をあらわす単位層が百数十みられることから葯15,000年分の地層と考えられるそうです。

通称「バームクーヘン」と呼ばれています。
伊豆大島の火山は世界で最も解明の進んだ火山といわれるそうです。その解明に地層切断面の分析が役立ったそうです。

てんてん
てんてん

地層切断面の最寄りのバス停「地層断面前」です。
バームクーヘンの絵柄のバス停です。

感想等