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アカメガシワ 日本に自生して古くから人々の生活に関わってきました。

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アカメガシワ 雌花

 

学名:Mallotus japonicus 漢字名:赤芽柏 赤芽槲 別名:ゴサイバ アカガシワ 分類/科名:トウダイグサ科アカメガシワ属
高さ:3~10m よく見かける場所:林 道ばた 河原  花期:6~7月
初夏に枝さきに花びらのない小さな花を多数付けます。雌雄異株で雄花は淡黄色で、多数の雄しべがあります。
日本(東北地方以南)や東アジアに自生する落葉高木です。春先に芽吹く葉が赤く形がカシワに似ているので名づけられたようです。茎の部分も赤いのが特徴です。古名は楸(ひさぎ)です。
果実は秋頃に褐色に熟し3 – 4裂して3 – 4個の黒紫色の種子を出します。種子はほぼ球形で、光沢がある黒色をしています。
木の根は生命力が強く荒れ地でもよく殖えます。また、種子は高温にさらされると発芽しやすくなり、伐採や森林火災により森林が破壊されると一気に繁殖するそうです。
てんてん
てんてん

春に葉が赤くなる木々が結構あります。来年の春に見つけてご紹介します。

古くから人々の生活に関わってきました。
木材は軟らかく、床柱・下駄・薪炭に使われました。漢方薬にも使われ樹皮や葉を初期の胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃酸過多症に効果があるとされるほか、葉の乾燥品を風呂に入れて入浴すると、あせもに効能があるとされれています。果実の軟針は駆虫剤に用いるそうです。
若葉は和え物やおひたしなど食用になります。