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エゴノキ セッケンノキとも呼ばれていますが有毒です。春に咲きますが秋にも咲くことがあります。

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学名がくめいStyrax japonica 漢字名かんじめい:野茉莉 蘞の木 別名べつめい:チシャノキ チサノキ セッケンノキ 英語名えいごめい:Japanese snowbell 分類ぶんるい/科名かめい:エゴノキ科エゴノキ属
おおきさ:3~10m よくかける場所ばしょ:林 庭  よくかけるつき:5月
5月にがつなると新緑しんりょく枝先えださきいっぱいにすずのようなしろはな一斉いっせいかせます。花びらがちると地面じめんしろ絨毯じゅうたんおおわれたようになります。花にはとりはちあつまってきます。

日本にほん朝鮮半島ちょうせんはんとう中国ちゅうごく原産げんさんあきとす落葉樹らくようじゅです。日本にほんでは北海道ほっかいどうから九州きゅうしゅう沖縄おきなわまでの雑木林ぞうきばやしおおられます。
花のあとに緑色みどりいろがなります。その実にはエゴサポニンという有毒成分ゆうどくせいぶんがあります。くちれるとエグいあじがするのでエゴノキの名前なまえがついたそうです。漢字名の「野茉莉」は中国名からきているそうです。
わかい実をつぶしてみずくわえるとあわって石鹸せっけんのかわりになるため別名べつめいセッケンノキとしてふるくから使つかわれていたそうです。
木材もくざい緻密ちみつねばがあり将棋しょうぎこま和傘わがさの竹をたばねる「ロクロ」という部品ぶひん素材そざいとして使つかわれています。

花言葉はなことばの「壮大そうだい」は、たかさ10mほどにもなる高木こうぼく鐘状がねじょうの白い花を一斉いっせいに咲かせる姿すがたにちなむそうです。

白花しろばなのエゴノキが一般的いっぱんてきですが、ピンクいろの花の木もあります。

秋にも花が咲くことがあります。

 

てんてん
てんてん

 果皮かひ有毒成分ゆうどくせいぶんのエゴサポニンをおおふくみます。

エゴサポニンはのど粘膜ねんまく炎症えんしょうこします。さかなたいしても毒性どくせいがあります。そのどく使つかってさかなつかまえたというはなしもあるそうです。
エゴノキのはなや実をつぶして泡立あわだててあそぶことがありますがくちに入れると大変たいへんなことになります。泡立てた手を水でよくあらながすことが大切たいせつです。