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オオバコ 花が咲いていました。オバナとメバナが時期をずらして咲きます。

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学名がくめいPlantagoプランタゴ asiaticaエジアチカ 漢字名かんじめい:大葉子 別名べつめい:きゃあろっぱ スモトリグサ 英語名えいごめいWhite man’s footホワイト マンズ フット(セイヨウオオバコ) 分類ぶんるい/科名かめい:オオバコ科オオバコ属
おおきさ:10~30cm よくかける場所ばしょみちばた 公園こうえん 草原そうげん よくかけるつき:5~11月
花言葉はなことば足跡あしおと しのあい
 道ばたの、よく人があるくところにえています。ふまれてほかくさそだちにくいところで、おおきなまるい葉にひかりをいっぱいあびて育ちます。
ひがしアジアにひろ分布ぶんぷしています。日本にほんでは北海道ほっかいどうから沖縄おきなわまでの山から平地へいちまでの草原や、道ばたなどに、ごくふつうに自生じせいしています。
は、ふまれても大丈夫だいじょうぶなよう表面ひょうめんはやわらかくなかはしっかりとしたすじが入っています。花は、風媒花ふうばいか(風で花粉かふんをとばす)なので上にをのばしますが、ふまれてももともどることができるように中はやわらかく外側そとがわかた繊維せんいでできています。さらに、自家受粉じかじゅふん(オバナの花粉かふんが同じかぶのメバナのめしべにつくこと)しないように雄花おばな雌花めばな時期じきを下から上へずらしてきます。先に咲くのが雌花で後を追っかけるように雄花が咲きます。そのため雌花に雄花の花粉がつきにくくなります。この写真しゃしんの白い花は雄花のようです。

出来できたタネは、みずにぬれるとゼリーのようなものをまとって人やくるまのタイヤなどにくっついてはこばれていきます。
名前なまえの大きさからきているそうです。また別名べつめいの「きゃあろっぱ」は、葉の形がカエルに、にているから「かえる葉」からきているようです。
英語えいごWhite man’s footホワイトマンズフットは、アメリカの先住民せんじゅうみん白人はくじん開拓民かいたくみんがとおった道に生えていることから「白人の足あと」とよんだところから名付なづけられたそうです。このように、人を利用りようしてふえてきた植物しょくぶつです。

オオバコ相撲すもう
別名「スモトリグサ」のように、子どものころオオバコ相撲すもうという遊びをしました。2本のオオバコのくきをからませて、ひっぱって、ちぎれなかった方がちというあそびです。太い茎より柔らかめの茎が強かったようです。

てんてん
てんてん

NHK for School 「オオバコ」がミクロワールドでくわしく紹介しょうかいされていました。(5分の動画になります。モバイルデータ通信量つうしんりょうに気をつけてください。)

くすりとして草も花も乾燥かんそうさせてせんじて、咳止せきどめなどに使つかわれるそうです。
くわしくはこちらです。

しつもん いけん かんそう