学名:Cyanopica cyanus 漢字名:尾長 英語名:Japanese blue magpie Azure-winged Magpie 分類/科名:スズメ目カラス科オナガ属
大きさ:35~40cm よく見かける場所:緑地 明るい林 よく見かける時期: 通年
大きさ:35~40cm よく見かける場所:緑地 明るい林 よく見かける時期: 通年
「ギューイギュイギュイ」
と大きな声で鳴いています。この声は警戒音声で近くにカラスやヒヨドリがいるときに聴かれます。春には「キュリリリ…」
などと甘い声も出します。これは求愛の鳴き声だそうです。
カラスの仲間なので賢く、気性が荒い鳥です。民家の近くの木に巣を作って子どもを育てます。その巣の近くに他の鳥が来ると集団で威嚇攻撃をします。
カラスより小さく、ヒヨドリより大きくブルーグレーのきれいな羽色をしています。名前のように尾が長いのが特徴です。
関東地方に多く分布していますが、関西以西では見られないようです。同種の分布は特異的でユーラシア大陸の東端のアジア東部・日本近辺と西端のイベリア半島に隔離分布しています。いずれの地域においても局所的、飛び地状に生息域が存在しているそうです。近年の遺伝子分析で2つの地域個体群は種レベルで区別されることがわかったそうです。またイベリア半島内では化石も発見され両個体群の分化が数万年昔にまでさかのぼることがわがり、大航海時代に互いに持ち込まれたものでなく、その地域にずっと生息してきたようです。地域的に緯度が40度というところが共通しています。
この写真は、近所の巣に餌を運んだ後に飛び立ったところです。
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てんてん
ご近所に巣を作っていました。オナガは集団で行動します。子育ても仲間で助け合ってするそうです。