学名:Streptopelia orientalis 漢字名:雉鳩 英語名:Turtle 分類/科名:ハト科キジバト属
大きさ:約33cm よく見かける場所:どこでも よく見かける時期:いつでも
大きさ:約33cm よく見かける場所:どこでも よく見かける時期:いつでも
庭や公園の地面におりて餌を探している姿をよく見かけます。二羽で一緒にいることが多いです。
日本やユーラシア大陸に分布し日本で繁殖する留鳥です。雌雄同色で茶褐色で翼に、黒と赤褐色の鱗状の模様があります。英名のTurtle「かめ」はこの模様からきたそうです。首元に青と白の横縞模様がありキジの雌に体色が似ていることがキジバトの名前の由来とされているそうです。
雄のさえずりは、よく早朝に聞こえます。聞きなしでは「デデポーポーデデポーポー」と表現されています。私は、「テッテッポー」と聞こえます。
もともとは、山などに生息していましたが、銃による狩猟が禁止され、だんだん人里にも巣を作って町中でも見かけるようになってきています。もともと人を見てもあまり警戒しない鳥です。この写真のようにほんの1mくらいに近づいても逃げません。公園やお寺などにいるカワラバトは、もっと警戒心が薄く頭を振りながら足の間を歩いて行くこともあります。
春に卵を2個産みます。抱卵は夕方から朝までの夜間は雌、昼間は雄というように分業で行うそうです。雛は孵化後、約15日で巣立ちます。
雑食で主に果実や種子を食べるが昆虫類、貝類、ミミズ等も食べます。
すっかり身近になった野鳥です。
てんてん
キジバトなどハトの仲間は、カラスほど雑食ではなく、動物質のものは好まないようです。人間が出した生ゴミを漁ろうとはしないのですがお菓子やパンくずなどは大好物のようです。