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キジバト 原爆投下から75年目の長崎市の市の鳥は「ハト」です。狩猟許可をうければ捕獲可能な野鳥です。

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学名:Streptopelia orientalis 漢字名:雉鳩 英語名:Turtle 分類/科名:ハト科キジバト属
大きさ:約33cm よく見かける場所:どこでも  よく見かける時期:いつでも

庭や公園の地面におりて餌を探している姿をよく見かけます。二羽で一緒にいることが多いです。
日本やユーラシア大陸に分布し日本で繁殖する留鳥です。雌雄同色で茶褐色で翼に、黒と赤褐色の鱗状の模様があります。英名のTurtle「かめ」はこの模様からきたそうです。首元に青と白の横縞模様がありキジの雌に体色が似ていることがキジバトの名前の由来とされているそうです。
雄のさえずりは、よく早朝に聞こえます。聞きなしでは「デデポーポーデデポーポー」と表現されています。私は、「テッテッポー」と聞こえます。
もともとは、山などに生息していましたが、銃による狩猟が禁止され、だんだん人里にも巣を作って町中でも見かけるようになってきています。もともと人を見てもあまり警戒しない鳥です。この写真のようにほんの1mくらいに近づいても逃げません。公園やお寺などにいるカワラバトは、もっと警戒心が薄く頭を振りながら足の間を歩いて行くこともあります。
春に卵を2個産みます。抱卵は夕方から朝までの夜間は雌、昼間は雄というように分業で行うそうです。雛は孵化後、約15日で巣立ちます。
雑食で主に果実や種子を食べるが昆虫類、貝類、ミミズ等も食べます。
すっかり身近になった野鳥です。

てんてん
てんてん

キジバトなどハトの仲間は、カラスほど雑食ではなく、動物質のものは好まないようです。人間が出した生ゴミを漁ろうとはしないのですがお菓子やパンくずなどは大好物のようです。

1945年8月9日に原爆が投下された長崎市の市の鳥が「ハト」です。市制施行130周年を迎える平成31年に長崎市制施行130周年記念事業の一環として、新たなシンボル「市の鳥」を市民の投票で制定されたそうです。投票結果の第二位は「ペンギン」でした。

平和公園などの様子から「ハト」はカワラバトのようです。

このサイトでは、カワラバト=ドバトとされていますが日本語のカワラバト・家鳩・塔鳩・堂鳩・土鳩・ドバトという言葉の間の線引きは曖昧だそうです。
キジハトも捕獲可能
鳥獣の捕獲許可を受けた場合 神奈川県では、次の野鳥を捕獲することができます。
ゴイサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、キジ、コジュケイ、バン、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト、ウソ、オナガ
ハトも捕獲可能です。ということは調理して食することもできるということです。