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クサギで染めました スカイブルーに染まります

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秋も深まりクサギの実が出来ていました。
その実を使ってクサギ染めをしました。

クサギ染め

用意するもの

・クサギの実(紫色の濃いものがよい)
・鍋
・白い布(絹だと色が落ちにくい)

煮る

鍋に水(100cc)と実を入れて煮ます。(あまり沸騰させない方が良いそうです。)
色が出てきます。色の濃さを見ながらお好みのところで煮るのを止めます。

浸す・干す

煮出した染色液に布を浸し軽く絞り干します。

染め物は繊維に染料の色素と繊維のタンパク質がくっついて染まります。タンパク質の多い動物性の繊維(毛糸や絹)の方が染まりやすく色落ちしにくくタンパク質の少ない植物性の繊維(木綿や麻)は色落ちしやすいです。そのため、染めた色の発色と色落ちを防ぐために染めるときに媒染剤を使います。媒染剤の金属イオンと染料がくっついて発色と繊維へ定着させます。ミョウバン(アルミ)などがよく使われます。昔から灰(アルミ)や土(鉄)が使われてきました。
身近な果物や野菜などでも簡単に染め物が楽しめます。紅茶やタマネギの皮は、発色も良く染めたものも色落ちしにくいです。

実が少なかったので淡い色ですが、たくさんあれば濃く染まります。
木綿の場合は、洗濯すると色は落ちてしまします。