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クリスマスローズ 種から殖やすことができます。

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学名:Helleborus 和名:寒芍薬 英語名: Christmas rose 分類/科名: キンポウゲ科ヘレボルス属
草丈: 30~60cm よく見かける場所:庭  よく見かける時期: 12~3月
花言葉:追憶 私を忘れないで
庭の草木の中でうつむき加減に花を咲かせています。以前は、あまり見ることはありませんでしたが最近はよく見かけます。ヨーロッパ、西アジア原産の園芸種で常緑の多年草です。耐寒性が強く冬に庭に咲く貴重な花です。夏の暑さは苦手ですが、半陰地で育てることで暑さをしのぐことが出来ます。
名前の由来は、クリスマス頃に咲くことからきていますが、一般的なものは、それ以降に咲くことが多いです。
主に、「有茎種」と「無茎種」があります。
「有茎種」は、茎が立ち上がって葉をひらき、その頂部に花を咲かせます。根茎は未発達で細い根が生えます。今回、紹介した写真の花が、有茎種です。花色も多く園芸店で、よく見かける種です。
「無茎種」は、葉柄と花が根茎から別々に直接出ています。根茎は丈夫で太い根が生えます。ヘレボルス・フェチダスが代表的なものです。
花びらの様に見えるものは「ガク」で、本当の花びらは退化しています。本当の花びらは、雄しべと雌しべの周囲にごく小さく存在しています。ずっと咲いているように見えるのも丈夫な「ガク」のおかげです
花びらがしおれてきたり雄しべが落ちていて子房(しぼう)がふくらんできたら花の終わりです。

私が初めてクリスマスローズを苗を買ってきて植えたのは「無茎種」でした。葉ばかり大きくなって花が咲かないので不思議に思っていました。やっと咲いた花は緑色の地味な花でした。同じ名前の苗でも全然違いました。

てんてん
てんてん

クリスマスローズは簡単に種で増やすことが出来きます。花には多くのバリエーションがあるので挑戦してみてください。WAKAIZUMIのクリスマスローズが詳しいです。

「有茎種」では、様々な花の咲きますが、クリスマスローズには「園芸品種名」が無いそうです。クリスマスローズは、株分けが出来ず種で殖やします。ところが交配させた株の花色が安定せずに様々な色の株になるそうです。そのため、品種名をつけられないそうです。
どんな花が咲くのかわからないところが魅力の一つです。