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シクラメン ブタノマンジュウ

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学名:Cyclamen persicum 和名:カガリビバナ ブタノマンジュウ 英語名:sows bread 分類/科名:サクラソウ科シクラメン属
草丈: 10~ 70cm よく見かける場所:鉢植え  よく見かける時期:10~3月
花言葉:内気 はにかみ
クリスマスが近くなると花屋さんに様々な色や形のシクラメンの鉢植えが並びます。花の少ない冬を彩る花として人気があります。
地中海原産の花で日本には明治期にやってきたそうです。和名の「カガリバナ」は牧野富太郎先生が「これは、かがり火の様な花ですね。」と貴婦人が言ったのを聞き、名付けたそうです。「ブタノマンジュウ」は、英語名(sows bread)から植物学者・大久保三郎先生が直訳したものだそうです。
英語名ブタノマンジュウは、庭のシクラメンの塊茎(かいけい)を雌のブタが掘り返して食べたことから名付けられたそうです。塊茎は、そのものは有毒ですがジャガイモがアメリカ大陸からやってくるまでは食用にされていたようです。
花が下に向いているところから花言葉「内気」になっています。下向きに咲く理由として、原産地の地中海地方では冬に雨が多く降り、その時期に開花するので花粉が濡れないようにするためと考えられています。

冬の花です。次の年に咲かせるためには、いろいろな方法があります。以前、夏に鉢ごと日の当たらないところで水もあげずに休眠させ、次の年に咲かせることができました。葉のない休眠中の根塊は、確かに饅頭に見えます。詳しい夏越しの方法はこちら。↓

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てんてん
てんてん

横浜には、たくさんのシクラメンや花を育てている農園がありますよ。直販している農園はここです。

もともとは香りのほとんどない花だったそうです。それが布施明の「シクラメンの香り」がヒットをきっかけに香りのあるシクラメンが品種改良により作られてきたそうです。同じように「真綿色」のシクラメンも新しく品種改良から作られたと紹介されていますが、WEB上では確認できませんでした。
「死」「苦」との語呂合わせなどから病院への見舞いに、この花を持っていく事は縁起が悪い組み合わせとされています。