シンテッポウユリ テッポウユリと台湾原産のタカサゴユリから園芸用につくられた花です。日本中に広がって道ばたなどで普通に咲いています。

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学名がくめい:Lilium x formolongo  漢字名かんじめい:新鉄砲百合 英語名えいごめい:Easter lily 分類ぶんるい/科名かめい:ユリ科ユリ属
大おおきさ: 80~150cm よく見みかける場所ばしょ:どこでも  よく見みかける月つき:6~8月

夏なつに道端みちばたや歩道ほどうのコンクリートのすきまからスッと伸のびた茎くきのさきに真まっ白しろいラッパのような細長ほそながい花はなを咲さかせます。花は横向よこむきかやや斜ななめ下を向むいています。花粉かふんはオレンジ色いろです。

もともと九州南部きゅうしゅうなんぶや沖縄おきなわなどに自生じせいしていたテッポウユリと台湾たいわんが原産げんさんのタカサゴユリとから切きり花用ようなど園芸用えんげいようにつくられたそうです。
タカサゴユリとよく似にていています。タカサゴユリと呼よばれているものの中なかにもシンテッポウユリがふくまれているようです。
タカサゴユリは1924(大正たいしょう12)年ねん以降いこうに栽培さいばいされたそうですがシンテッポウユリが広ひろがって少なくなっていますが環境省かんきょうしょうの侵入生物しんにゅうせいぶつデータベースにのっています。


シンテッポウユリは1939年ごろにつくられ1970年代から増ふえてきました。
ふつうのユリの仲間なかまは球根きゅうこんで増えますが、この花は種たねでふえることができます。たくさんの種をつくり、種は風かぜで運はこばれるため花畑はなばたけから出でて道ばたなどいろいろな場所ばしょに広ひろがっていきました。今では本州ほんしゅうや四国しこく・九州きゅうしゅうなどに広がっています。
そのため環境省の生態系被害防止外来種せいたいけいひがいぼうしがいらいしゅリストで「その他ほかの総合対策外来種そうごうたいさくがいらしゅ」に選えらばれています。

タカサゴユリと見みわけるのは難むずかしく遺伝子検査いでんしけんさなどしないと、きちんと区別くべつできないそうです。タカサゴユリには赤紫色あかむらさきいろのすじがあるようです。

てんてん
てんてん

日本にはとても美うつしく貴重きちょうな原種げんしゅのユリがたくさんあります。シンテッポウユリは、その中の絶滅危惧種ぜつめつきぐしゅのウケユリなどと交まじってしまうおそれのあるユリとされています。

ウケユリ
奄美大島固有あまみおおしまこゆうのユリです。
請島うけじま,与路島よろじま,宇検うけん,名音なおんの岩場いわばなどに生はえ茎くきの高たかさが1~1.2mになります。直径ちょっけいが16~17cmの真まっ白しろなラッパ状の花が茎の上に1~2個つきます。花は横向よこむきかやや斜ななめ上を向むき花粉かぬんの赤褐色あかかっしょくが目立めだちます。
森林開発しんりんかいはつなどによる生育環境せいいくかんきょうの悪化あっかなどによって数かずが減へって絶滅ぜつめつが心配しんぱいされているそうです。