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タンキリマメ 市民の森を歩きました。冬の林に黒い実(豆)を見つけました。

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学名:Rhynchosia volubilis 漢字名:痰切豆 別名:キツネマメ ウイロウマメ 分類/科名:マメ科タンキリマメ属
草丈:つる生 ~2m よく見かける場所:野山 林  実をよく見かける時期:11~2月

冬の林の中で鮮やかな赤色の莢と黒い実がつるの途中にぶら下がっています。冬なので葉やつるは枯れてしまっています。春から秋にかけてクズに似た葉を付けて夏頃に淡黄色の花を咲かます。葉の大きさはクズより小さいです。

関東以西の日当たりの良い林や野山に自生している多年草です。
和名の痰切豆は、この豆を食べると痰が出るのを治すとされることに由来するそうです。

冬枯れの市民の森を歩いていて見つけました。日当たりはさほど良くない場所ですがしっかり育っていたようです。
春になって葉や花を見つけるのが楽しみです。

てんてん
てんてん

よく似た植物にトキリマメ(吐切豆)があります。葉が少し違うようなので春に見つけて較べます。

熊本大学薬学部 薬草園植物データベースによるとタンキリマメには薬効があるようです。
「茎と葉は鎮痛解熱作用があり頭痛などに用いる。できものには煎液を外用する。種子はジフテリア・扁桃腺炎に服用し角膜白斑には煎液を外用する。」
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