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チャノキ ツバキに似た花を咲かせます。茶畑の地図記号はこの実を表しているそうです。

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学名がくめいCamellia sinensis 漢字名かんじめい:茶の木 英語名えいごめい:Tea tree
分類/科名ぶんるい かめい:ツバキ科ツバキ属
おおきさ: 1~ 2m よくかける場所ばしょがき はたけ よく見かける時期じき:11~12月
花言葉はなことば純愛じゅんあい 追憶ついおく

11月ごろから生け垣や道路どうろわきに白い花をかせます。花はあたらしいえだ途中とちゅうからひとつずつつき、みじかでぶらがるようにしたきます。花びらは白く多数たすう黄色きいろしべがあります。ツバキの花にていますが花びらがかかむようにまるっこいです。

果実かじつは花の翌年よくねん9月ごろに成熟せいじゅくして果実は花とおなじくらいの大きさにふくらみます。

原産地げんさんちはインド、ベトナム、中国西南部ちゅうごくなんせいぶとされていますがよくわかっていないそうです。いつも葉がみどり常緑低木じょうりょくていぼくで、そのほかくにでも栽培さいばいされ葉をおちゃとして使つかわれています。
日本にほんには奈良時代ならじだい天平元年てんぴょうがんねん(729年)に宮中きゅうちゅうで茶をしたとつたえられていることから、それ以前いぜん大陸たいりくからやってきたとかんがえられています。
いまでも静岡しずおか九州きゅうしゅうといった名産地めいさんち中心ちゅうしんに、幅広はばひろ地域ちいき生産せいさんされています。地域ちいきによってあじやかおりなどことなる特徴とくちょうがあるそうです。また、煎茶せんちゃやほうじ茶など種類しゅるいもたくさんあります。お茶の種類の動画どうがです。(NHK for Schoolで2分10秒です。)

ツバキの仲間なかまなので実もツバキのような丸い実ができます。その実をわると中に3個の茶色ちゃいろい実が入っています。茶畑ちゃばたけ地図記号ちずきごうはこの実をあらわしているそうです。

てんてん
てんてん

チャドクガは、この木の葉が大好だいすきです。梅雨つゆごろにたくさん毛虫けむしがいたら注意ちゅういしてね。

季語きご

季語きご俳句はいくなどで使われる季節きせつを表す言葉ことばです。お茶も俳句の季語として使われますが茶摘ちゃつみと新茶しんちゃは季節がちがいます。
茶摘みは「はる」です。新茶は「夏}です。
茶葉ちゃばを摘んでから新茶として出るまでに季節が一つすすむわけです。新茶の出たあとの古茶も「夏」の季語だそうです。
茶の木や花は春や夏だけでなくふゆなど複数ふくすうの季語として使われる植物しょくぶつです。それだけ日本の人々ひとびとにとって身近みじか大切たいせつな植物だったのでしょう。

しつもん いけん かんそう