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ツバメ そろそろ巣立ちの季節のようです。

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学名:Hirundo rustica 漢字名:燕、玄鳥、乙鳥 英語名:Swallow 分類/科名:スズメ目ツバメ科ツバメ属
大きさ: 17cm よく見かける場所:人家の軒下 よく見かける時期:5~7月

この場所には、毎年やってくるそうです。以前は同じ軒下の別の位置に巣を作っていたそうですが、最近数年はこの場所がお気に入りのようです。

日本で繁殖して、東南アジアなどで越冬します。人里で繁殖するので古くから人々に親しまれた鳥です。古くはツバクラメあるいはツバクロと呼ばれたそうです。
背は艶のある青みがかった黒色で、喉と額が赤い。腹は白く、胸に黒い横帯がありきれいな鳥です。尾は長く切れ込みの深い二股形で、この尾の形をツバメにちなんで燕尾形というそうです。他にの燕尾服などツバメの尾にちなんだ名前があります。
巣は、泥と枯草を唾液で固めて作ります。ほとんど、民家の軒先など人が住む環境と同じ場所で繁殖します。これは、天敵のカラスや蛇などが近寄りにくいからだと考えられています。民家に巣を作る鳥は他にスズメなどがいますが、あえて人間が多い場所に見えるように作る点で他の鳥と大きな違いがあります。
ただ、最近は糞などが嫌われ、巣を作りにくくなったのか数が減ってきているようです。神奈川県で2006年以降、種単位で減少種として指定されています。

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てんてん
てんてん

虫たちにとっては天敵ですが、数が減っているのは心配です。。聞きなしは「土食て虫食て口渋い」(つちくってむしくってくちしぶーい」だそうです。録音した鳴き声は、そう聞こえますでしょうか。

燕尾服(えんびふく、英: Tailcoat)は、男性の夜間の礼服。裾の形がツバメの尻尾のような形をしていることから名付けられました。日本では明治5年に礼服として指定されたそうですので、そのころ名づけられたのでしょう。裾がパックリと二つに割れた形は、乗馬をする際に便利なように後を二つに分けたところから始まっているようです。
燕岳(つばくろだけ)
飛騨山脈(北アルプス)にある標高2763メートルの長野県の山です。
山名は、春の雪型がツバメに似ているところからつけられたそうです。