学名:Fomitella fraxinea (Fr.) Imazeki 漢字名:鼈甲茸 分類/科名:サルノコシカケ科 オオスルメタケ属
幅:5~15cm 厚さ:0.5~1.5cm よく見かける場所:雑木林 果樹園 よく見かける時期:6~8月
幅:5~15cm 厚さ:0.5~1.5cm よく見かける場所:雑木林 果樹園 よく見かける時期:6~8月
冬に枯れ木の根元に半円のお皿状の腰掛けのような姿を見かけます。
様々な広葉樹の根株腐朽菌で幹の根もとから普通に発生するきのこです。広葉樹の中でも特に、このきのこに侵されやすいのはニセアカシア、サクラ類、リンゴなどで、 果樹園に発生して大きな被害を与えることもあるそうです。
きのこは初め橙黄色のにぎりこぶし状でしだいに半円形に開き、いわゆるサルノコシカケの形になります。
夏の終わりに同じ林で見つけた子実体です。これが初めの姿のようです。
一年間の生長がおわるとコルク化して灰褐色になります。
よく見かけるきのこですが名前を特定できませんでした。特にこのキノコは発生したときと姿が変わるので見分けられなかったようです。
名前特定の決め手は発生していた樹がニセアカシアだったことでした。写真のニセアカシアは伐採されたものですが内部はしっかりしていました。
てんてん
根株内部を腐らせます。表面のキノコだけを取り除いても内部でどんどん腐らせるようです。
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