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ムササキシキブ 日本原産の木です。昔から紫色の実が人気で呼び名もいろいろあります。

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学名がくめいCallicarpa japonica 漢字名かんじめい:紫式部 別名べつめい: 英語名えいごめい:Japanese beautyberry 分類ぶんるい/科名かめい:シソ科ムラサキシキブ属
おおきさ:1~3m よくかける場所ばしょにわ 山野さんや よくかけるつきはな6がつ 9~11月
花言葉はなことば上品じょうひん 聡明そうめい
6月ごろに薄紫うすむらさきちいさなはなかせます。

あき紫色むらさきをつけます。

日本にほん朝鮮半島ちょうせんはんとう台湾たいわん原産げんさんふゆとす落葉低木らくようていぼくです。
日本各地にほんかくち自然しぜんえています。
学名がくめい のCallicarpa japonicaは「日本のうつくしい果実かじつ」という意味いみだそうです。
ムラサキシキブという名前なまえむかしからあったわけではないそうです。昔はいろかたちから「実紫(ミムラサキ)」「玉紫(タマムラサキ)」などとばれたそうです。江戸時代頃えどじだいごろには京都きょうとむらさきシキミとよばれていたそうです。
(「シキミ」とは、「重実」「敷実」とき、実が密集みっしゅうしている状態じょうたいあらわします。)その京都きょうとでのかた「ムラサキシキミ」が「ムラサキシキブ」になったといわれています。
ムラサキシキブの木材もくざいしろおも木目もくめが、きめこまやかでねばつよいためにはし大工道具だいくどうぐなどにつかわれます。また木炭もくたんにするとかた良質りょうしつすみになるそうです。
たねいろ小鳥ことり」いろいろな色の種の動画どうがです。(NHK for Schoolやく2ふん

江戸前期えどじだいぜんきの1684ねんされた華道かどうほん『抛入花伝書(なげいればなでんしょ)』に「実紫みむらさき」(ムラサキシキブ)のを〝植木売うえきうり紫式部むらさきしきぶといふ〟とかれているそうです。

植木屋うえきやさんさんが「ムラサキシキブ」という名前なまえひろげたのかもしれません。

てんてん
てんてん

日本にほん各地かくちでも、いろいろ名前なまえがあるそうです。

小さな花が米粒こめつぶのようなので「コメゴメ」やはし(はし)やくし使つかわれるから「ハシノキ」などの方言名ほうげんめいがあります。
アナメ【福井ふくい(足羽あすわ)】からヤマムラサキ【秋田あきた】まで100以上いじょう方言名ほうげんめいがありました。

しつもん いけん かんそう