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三原山 およそ35年以内に一度の噴火で少しずつ姿を変えています。最近では1986年に大きな噴火をおこしています。

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東海汽船の伊豆大島ジオパーク探究コースで伊豆大島へ行ってきました。三原山をご紹介します。

三原山

三原山について

伊豆大島の中央に位置します。標高758メートルで山頂のカルデラ内にある中央火口丘です。

1777年に始まった安永噴火で誕生し、頂部に直径300メートル、深さ200メートル以上の切り立った堅坑状の火口が口を開けています。日本の活火山の中でも玄武岩質マグマの活発なことで知られおり、およそ35年以内に一度の比較的大きな噴火で少しずつ姿を変えています。最近では1986年に大きな噴火をおこしています。
てんてん
てんてん

三原山全体を見渡せる山頂口展望台です。

内輪山を取り囲む直径3~4kmの外輪山の元町側の頂にある展望台です。御神火茶屋もここにあります。

1986年噴火

昭和61(1986)年11月15日から噴火が始まりました。玄武岩質のマグマを連続的に噴き上げる溶岩噴泉の活動が始まり溶岩が山頂火口を満たした後19日からの溶岩流をカルデラ床への流れ出しました。
11月21日には割れ目噴火により外輪山にも11個の火口ができ、この日全島民1万人が島外へ脱出しました。その後、約1ヶ月の避難生活を余儀なくされました。

御神火様(ごじんかさま)

伊豆大島三原山の火山を神聖なものと扱って、昔から噴火によって噴き上がる火柱や火映を「御神火様」とあがめられてきました。

伊豆大島火山博物館

火山専門の博物館です。三原山をはじめとする世界の火山についての様々な展示やシュミレータカプセルによる地底探検などが出来ます。映像ホールでは、大島の美しい自然と人々の生活の様子を映像で紹介しています。

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