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妙義山 身近な山ですが登山は上級者向けの険しい山です。

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作品No.54 縮尺:1/11228 比高:1.3 大きさ:35cm×35cm 素材:PLA(植物由来の3Dプリンタ用素材)Chironで出力
正式名称: 妙義山・相馬岳
山域: 上毛三山
都道府県: 群馬県
標高:  1,104m

赤城山、榛名山と共に上毛三山の一つに数えられます。
妙義山は、白雲山・金洞山・金鶏山・相馬岳・御岳などを合わせた総称です。

南側の表妙義と北側の裏妙義に分かれています。
下仁田側から眺望できる金洞山(1,094m)は別名中之嶽と呼ばれ、親しまれてきました。
妙義山はデイサイト溶岩、凝灰岩、礫岩で出来ています。いまから300万年前まで火山活動があり、南西側にある荒船山と同時期に形成した溶岩体です。その後周囲の柔らかい部分が浸食され硬い溶岩の岩体が露出したと考えられています。そのため、奇岩がいたるところに見られます。

この険しい岩峰の尖った荒々しい山容の奇観から日本三大奇景の一つに数えられており、また国の名勝に指定され、日本百景にも選定されています。

表妙義縦走路は険しい岩稜帯が連続し、こぶ岩・鷹戻し・奥の院の鎖場等で多数の死亡・重傷等遭難が繰り返し起こっています。
群馬県内の山岳遭難発生状況(平成30年中)では、死亡事例は谷川連峰より多く発生しています。

富岡市作成の「妙義山登山まっぷ」では上級登山道と紹介されています。(このPDFファイルは横向きです。右クリックして時計回りに回転で見やすくなります。)

いつもの比高より小さいにもかかわらず各峰々の鋭さが出ています。本来は山頂付近まで緑で表現しますが妙義山は、険しい岩峰の尖った荒々しい山容を表現するため灰色と薄い茶色で着彩しました。

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