Pl@ntNet(プラントネット)で検索した植物の情報量がすごいです。
花や葉の写真だけでなく分布地域や花の咲く時期など様々な事柄が可視化されています。パソコン版で実際に見てみました。
identify.plantnet.org
識別して、探索して、シェアしよう あなたの野生植物観察
https://identify.plantnet.org/ja
Pl@ntNetは画像から植物を識別をして、名前をみつけるお手伝いをします。
Pl@ntNet結果
オニタビラコの検索結果画面です。
それぞれの部分の写真や分布地図など表示されています。
それぞれの見方を詳しく見ていきます。
部位別写真
サイト上部は花などのアイコンと写真が表示されます。
左から「花」「葉」「果実」「形態」「その他」の写真を見ることができます。
和名もローマ字表記されていることもあります。
地図(分布地図)
サイト下段の左下ブロックが分布図です。
分布状態の表示方法を選べます。
右上の文字ボタンで選択します。
六角形(ろっかくけい)
分布している地域を六角形の黄色いポイントで表示します。
ヒートマップ
サーモグラフィによる温度分布のように色の濃淡で分布状態を表しています。
点
点で分布状態を表しています。
データーベースの選択
地図右上の本のマークにマウスをのせるとメニューが出ます。
そこで分布情報のデーターベースを追加したり地図の背景を変更できます。
分布データーはPl@ntNetだけでなくGBIFのデーターが選べます。
GBIF(地球規模生物多様性情報機構)
地球上のあらゆる種類の生物に関するデータを誰でも、どこにでも、オープンアクセスで提供することを目的として、世界中の政府から資金提供されて設置された国際的なネットワークで研究のためのインフラストラクチャーです。
分布地図の拡大・縮小 全画面表示
年・月など時期による分布状態
分布地図の下段にある「タイムアウト」にある「なし・年・月・週」で表示時期を選べます。
2015年の分布や6月の分布など時期や年度ごとの分布状態を見ることができます。帰化植物などは広がり方などが一目で分かることになります。
季節学
サイト下部右側のブロッが季節学です。
その植物の状態(花が咲く・葉が茂っている・実がなる)の観測数を北半球・南半球で季節ごとにグラフ化しています。
線形グラフ
対数グラフ
特定の場所
分布地図に表示されている場所の季節学が一番下に表示されます。
その他
植物についてテーマ別や地域別のページもあります。
まだまだ、いろいろな情報があるようです。それらの情報はサイトの利用者の検索データが使われているようです。そのためか日本などアジア圏のデータが少ないようです。
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