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昆虫の樹脂封入標本を作ってみました。

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樹脂封入標本

透明なプラスティック樹脂に生物を閉じ込めて作る標本です。アクリル樹脂やエポキシ樹脂に昆虫などいれて固めます。

樹脂

アクリル樹脂は、透明度が高く劣化しにくいです。ただ、水分に注意が必要でしっかり水分をとっておかないと泡ができてしまうそうです。
エポキシ樹脂は、アクリルほど水分の反応せず値段が安いこととと磨きやすいのが良いところです。高透明度のものでもやや黄色みが出ることがあるそうです。

今回は二液性エポキシ樹脂を使って作成しました。
型としてシリコンモールドを使いました。

エポキシ樹脂 Mozawa 二液性レジン液 クラフトレジン液

二液を同体積でよく混ぜて数分おいて使います。硬化まで24時間以上かかります。

正方形 シリコンモールド

シリコンでできた正方形の枠です。標本の大きさに応じて使います。

昆虫

タマムシとハグロトンボを入れました。

作り方

標本をメチルアルコールにつけて汚れや水分をとりました。
二液性レジン液をまぜてシリコンモールドの中に3回に分けて入れました。一回ごとに1日おきます。
1回目 土台(7〜10mm)
2回目 土台が硬化したら標本を置いて下部を液にひたす。
3回目 2回目が硬化したら上にかぶせる
出来上がりは三層になっています。

てんてん
てんてん

初めてにしては、よくできたと思います。
もう少し泡がでないといいのですが。