【座標】 北緯30度22分16.5秒 東経130度39分56.9秒
【面積】504.29平方km
【周囲】130km 東西約28km、南北24km
【標高】宮之浦岳 1936m
【世帯数】6,133世帯(平成27年10月1日)
【人口】12,913人(平成27年10月1日)
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淡路島よりやや小さいが鹿児島県の島としては奄美大島に次いで2番目の大きさで、日本全国では7番目の面積です。
太鼓岩から望む屋久島の山々のパノラマは豊かで美しい自然が残されています。
島の90%が森林で島の中央部の宮之浦岳(1936m)を含む屋久杉自生林や西部林道付近など、島の面積の約2割がユネスコの世界遺産に登録されています。この世界遺産への登録は1993年、姫路城・法隆寺・白神山地とともに日本初です。
全域が山地で1,000mから1,900m級の山々の連なりは八重岳と呼ばれ洋上アルプスの異名もあります。中央部には日本百名山の一つで九州地方最高峰の宮之浦岳 (1,936m) がそびえます。
このような中央部の高峰は奥岳と呼ばれ、永田岳を除き海岸部の人里から望むことはできません。宮之浦岳、永田岳および栗生岳は屋久島三岳とされ、山頂に一品宝珠大権現が祀られ古来より嶽参りの対象とされてきています。
屋久島を流れる河川は放射状に広がり、その数は140にも及びます。主な河川は安房川、宮之浦川、永田川、栗生川の4つです。
また急峻な山々と日本一を誇る雨量のため深い渓谷が刻まれ、河床は急勾配で滝が発達しています。大川の滝、千尋の滝などが良く知られ、宮之浦川には、屋久島最大の竜王滝(3段110m)があります。
海からの湿った風が山にぶつかり、「屋久島は月のうち、三十五日は雨」と表現されるほど大量の降雨をもたらすため、年間降水量は平地で4,500mm程度(平年値4,477.2mm)、山地では8,000mm~12,000mmにも達します。また、山頂付近の年間平均気温は約6-7℃であるために積雪が観測され日本国内において積雪が観測される最南端となっています。
比高1.4で製作しました。妙義山が比高1.3なのでもう少し起伏が出るのかと思っていましたが以外と平板な感じになっています。島全体が大きく縮尺も大きいので高さが強調されないようです。
沢筋が中心部から放射状に広がっている部分を忠実に表現してみました。島を網の目のように覆っている様子がよく分かります。全体に色調を明るくして南の島の雰囲気を出しました。