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キョウチクトウ 広島市の花です。原爆投下から75年目の夏にも咲いています。

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広島市の花

昭和48年(1973年)8月、「市の木」「市の花」を市民の投票により決めることとしました。
あらかじめ候補木・花をしぼる候補木としてクスノキ・タイサンボク・クロガネモチが、候補花としてフヨウ・カンナ・キョウチクトウがそれぞれ選定されました。昭和48年(1973年)10月に市の各施設の窓口に応募用紙をおき、募集を開始し、昭和48年(1973年)10月29日、得票数を集計し最多得票を得たクスノキ・キョウチクトウがそれぞれ「市の木」「市の花」として選ばれました。
昭和48年(1973年)11月3日、広島市「市の木」「市の花」制定記念式が広島市基町の中央公園「花の精」前広場で行われ、「市の木」としてクスノキが、「市の花」としてキョウチクトウが制定されました。

選定の理由

75年間草木も生えないといわれた焦土にいち早く咲いた花で、当時復興に懸命の努力をしていた市民に希望と力を与えてくれたことと開花が夏で特に8月6日の平和記念日のころに花の盛りを迎え、咲き競う美しさから選ばれました。

今日は、広島に原子爆弾が投下された日です。その広島市の花がキョウチクトウでした。以前撮った写真をトップの写真にしました。
大気汚染に強い花木として、高速道路や工場地帯でたくさん見られますが、この近所ではこの一本しか見つけていません。強い毒性があるので植えられていないのかもしれません。
くわしい説明は花がアップで撮れたときに、あらためて投稿いたします。

広島に投下された原爆の破壊力は、TNT火薬換算で約15000kg分=15KT(キロトン)になるそうです。
レバノンで起きた爆発は、硝酸アンモニウムによるものでTNT火薬換算で数100T(トン)になるとのことです。
広島の原爆は、レバノンの百倍近くなります。すさまじい破壊力です。