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ギシギシ 名前には諸説あるそうですがギシギシという音からきているようです。漢字名「羊蹄」は漢名(中国名)です。

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学名:Rumex japonicus Houtt. 漢字名:羊蹄 別名:シノネ ウマスカンポ オカジュンサイ 英語名:Japanese dock 分類/科名:タデ科ギシギシ属
草丈:40~100㎝ よく見かける場所:どこでも よく見かける時期:4~8月
花言葉:ほがらか
春から夏にかけて伸ばした穂先に、ぶつぶつした花をまばらにつけます。雌雄同株です。茎は太くしっかりしています。葉は細長くてふちは細かく波打ちます。茎の上の方の葉は茎を抱きません。

日本、朝鮮半島、中国、台湾、ロシア原産の大型多年性野草です。日本では、やや湿った草原や道ばたに普通に見られます。
和名「ギシギシ」の由来は諸説あります。京都の方言が由来とする説や子どもたちが遊びで茎をすり合わるとギシギシという音がするところからという説、穂を振るとギシギシと音を立てるところからとする説などあります。正確な語源はよくわかっていないそうです。
古名は之(し)で根を薬用にしたため「之の根」(シノネ)の別名があります。
その他、日本の地方によって、さまざまに呼び名があります。漢字で「羊蹄」と書くのは、漢名(中国名)で花の形が羊の蹄に似ているところからきているとされています。
秋に発芽して茎をのばさずに地面にへばりつくように株の中心から放射状に多くの葉を広げたロゼット状態の姿で冬の寒さを越します。
根は緩下剤や皮膚病の薬になるほか、葉を開く前の若芽は食用になるそうです。

ギシギシは全国各地でみられる在来の野草ですが、最近ではナガバギシギシやエゾノギシギシ、アレチギシギシなど外来種が殖えギシギシそのものを見かけることが少なくなってきているそうです。

てんてん
てんてん

根は便秘薬として使われるそうです。

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