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コセンダングサ ひっつき虫

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学名:Bidens pilosa var. pilosa 漢字名:小栴檀草 分類/科名: キク科センダングサ属
草丈: 50~100cm よく見かける場所:どこでも  よく見かける時期: 9~10月
花言葉:味わい深い 悪戯好き
実は、ひっつき虫とよばれ藪などに入ると服にたくさんついてくる。いろいろな動物や人にひっついて広範囲に広がっていく。実の先端にとげがり、そのとげに銛のような、かえしがついています。
湿ったところに近縁のアメリカセンダングサが見られます。見た目はよく似ていますが種子がもっと平たくてクワガタムシのような形になっているようです。
一年草で冬になると枯れますが翌年にはたくさん生えてきます。特に根には強いアレロパシー物質を持っているので他の植物を駆逐するようです。

以前はアメリカセンダングサを多く見かけましたが、最近は見かけなくなりました。野の草も競争が激しいですね。草木染めの材料として使ったことがあります。しぶい薄茶に染まります。

てんてん
てんてん

アキアカネ(トンボ)さんがひっかかってしまうこともあるそうですよ。

センダン(栴檀)は白檀のことですが、葉の形が栴檀に似ているのでセンダングサ属は名付けられたようです。コセンダングサは、センダングサの仲間で小さいセンダングサとして名付けられたようですが、実際はセンダングサより草丈等は小さくありません。たぶん花が小さいところからきているのではないでしょうか。コセンダングサには、花びらがありません。