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シキミ シキミの 実は毒物及び劇物取締法で劇物に指定されているという記述が見られます。

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学名: Illicium anisatum 漢字名:樒 別名:「シキビ」「ハナノキ」など多数 分類/科名:マツブサ科シキミ属
高さ:2~5m よく見かける場所:庭 よく見かける時期:3~4月
花言葉:援助 甘い誘惑 猛毒
春先に下向きに白っぽい細い花びらを枝先に群がり咲かせます。

若い枝は緑色で葉は枝先に集まってつきます。葉の表面は濃緑色で光沢があり裏面は灰緑色で傷つけると抹香の匂いがします。

本州 (宮城県、石川県以西)、四国、九州、屋久島、種子島、トカラ列島、奄美大島、徳之島、沖縄島、慶良間諸島、韓国 (済州島) の暖温帯域に分布しています。果実は10月頃に熟し弾けて種子を飛ばします。種子は動物によっても散布されるそうです。
葉や茎、根、花、果実、種子など全体が有毒です。
和名の「シキミ」の語源については諸説あります。
四季を通して美しいことから「四季美」や四季を通して芽をつけることから「四季芽」とする説や実の形から「敷き実」とする説、多数の種子をつけることから「重しげく実」とする説、香りが強いことから「臭くしき実」とする説、あるいは有毒なので「悪しき実」とする説などです。
上代(奈良時代以前)には神事にも使われていましたが現代においてはシキミは仏事に多く使われています。
もともとサカキとともにシキミは神事・仏事の仕分けは、なかったようです。サカキは神事、シキミは仏事と分かれたのは仏教が広まった平安時代以降で明治時代に神仏分離令が出てから庶民の間でもこの傾向が広まったようです。
精油を含んだ葉や樹皮は、抹香や線香の原料として利用されるそうです。
シキミは古くから日本人になじみの深い植物であり、『万葉集』をはじめ、いくつかの和歌集で詠まれています。
古くから親しまれた木で別名も多くあります。
・精油を含み枝葉を切ると香気が漂うためコウノキやコウノハナ、コウシバ。
・抹香の原料となるためマッコウやマッコウギ、マッコノキ。
・墓や仏に供えられることが多いため、ハナノキ)、ハバナ (葉花)、ハカバナ (墓花)、ブツゼンソウ (仏前草)、ホトケバナ (仏花)。
・単に「ハナ (花、華、英)」といったときも、シキミを意味することがあるそうです。
てんてん
てんてん

実は中華で使われる八角(トウシキミ)に似ていますが毒があります。

葉や茎、根、花、果実、種子など全体が有毒です。なかでも果実、種子は毒性が強く、食用にすると死亡する可能性があるそうです。
シキミの果実は植物としては唯一、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されているという記述が多く見られす。(アニサチンは劇物一覧には見当たりませんでした。)
有毒成分は神経毒であるアニサチン (anisatin) やネオアニサチン (neoanisatin) で中毒症状は、嘔吐、腹痛、下痢、痙攣、意識障害等で昏睡状態を経て死に至ることもあるそうです。

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