

学名:Narcissus 漢字名:水仙 英語名:narcissus 分類/科名:ヒガンバナ科スイセン属
大きさ:15~50cm よく見かける場所:庭 花壇 土手など よく見かける月:1 ~3月
花言葉:うぬぼれ 自己愛
冬になり寒いなか蕾のついた花の茎をぐんぐん伸ばして花を開きます。

ニホンスイセン
花びらが二重になっている八重咲きなど、いろいろな形や色のものがあります。

八重咲きニホンスイセン
地中海原産の毎年花を咲かせる多年草です。園芸用に様々な品種が作られてきました。
ニホンスイセンは、中国を通って日本にやってきました。その後、日本の野山や海岸など風の強い土地でたくさん自生するようになっています。
属名Narcissus(ナルシソス)は、ギリシア古い神話に登場する美少年ナルキッソスに由来します。和名の水仙は、中国の古いお話の「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙という」からスイセンが水辺で咲く姿を仙人にたとえたものと考えられています。このようにスイセンは古くから人々に愛された花です。
スイセンの
殖えかたの
動画です。(NHK for School
約2
分)

NHK for School

スイセンの花と胚珠-中学 | NHK for School
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005401369_00000&p=box
ニホンスイセンは球根で仲間を増やします。ニホンスイセンはおしべがありますが、花粉をうまく作れないので、種子ができにくいのです。
関東地方にも、たくさんのスイセンが自然に咲く場所(群生地)があります。
てんてん
毒です!!
葉・茎や鱗茎(球根)など全草に毒があります。特に球根に毒成分が多いそうです。
葉や茎の汁をさわると皮膚炎になったり食べると吐いたりお腹が痛くなるなど大変なことになります。特にスイセンの葉はニラに似ているので間違えて食べてしまう事が時々あるそうです。
見分け方
葉に特有の臭い ニラ あり スイセン なし
鱗茎(球根) ニラ なし スイセン あり