スイセン 冬に花を咲かせます。きれいな花ですが毒があります。

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学名がくめい:Narcissus 漢字名かんじめい:水仙 英語名えいごめいnarcissusナルシス 分類ぶんるい/科名かめい:ヒガンバナ科スイセン属
おおきさ:15~50cm よくかける場所ばしょにわ 花壇かだん 土手どてなど  よくかけるつき:1 ~3月

ふゆになりさむいなかつぼみのついたはなくきをぐんぐんばしてはなひらきます。花びらが二重ふたえになっている八重咲やえざきなど、いろいろなかたちいろのものがあります。

八重咲きニホンスイセン

地中海原産ちりゅうかい毎年花まいとしはなかせる多年草たねんそうです。園芸用えんげいよう様々さまざま品種ひんしゅつくられてきました。
ニホンスイセンは、中国ちゅうごくとおって日本にほんにやってきました。その、日本の野山のやま海岸かいがんなどかぜつよ土地とちでたくさん自生じせいするようになっています。
属名ぞくめいNarcissus(ナルシソス)は、ギリシアふる神話しんわ登場とうじょうする美少年びしょうねんナルキッソスに由来ゆらいします。和名わめい水仙すいせんは、中国ちゅうごくふるいおはなしの「仙人せんにんは、てんにあるを天仙てんせんにあるを地仙ちせんみずにあるを水仙すいせんという」からスイセンが水辺みずべ姿すがた仙人せんにんにたとえたものとかんがえられています。このようにスイセンはふるくから人々ひとびとあいされたはなです。

関東地方かんとうちほうにも、たくさんのスイセンが自然しぜん場所ばしょ群生地ぐんせいち)があります。

てんてん
てんてん

はなは、きれいですがどくがあります。

どくです!!
くき鱗茎りんけい球根きゅうこん)など全草ぜんそうどくがあります。とくに球根に毒成分どくせいぶんおおいそうです。
くきしるをさわると皮膚炎ひふえんになったりべるといたりおなかいたくなるなど大変たいへんなことになります。とくにスイセンのはニラにているので間違まちがえてべてしまうこと時々ときどきあるそうです。
見分みわかた
特有とくゆうにおい  ニラ あり スイセン なし
鱗茎りんけい球根きゅうこん)   ニラ なし スイセン あり

しつもん いけん かんそう