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ダリア 花色が豊富です。以前は青色と緑色の花色はありませんでしたが青色のダリアを千葉大学の研究グループが作り出したそうです。

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学名:Dahlia × hortensis(Dahlia pinnata) 和名:テンジクボタン(天竺牡丹) 英語名:dahlia 分類/科名:キク科ダリア属(テンジクボタン属)
草丈:矮性 … 50cm以下 中性 … 51~100cm 高生 … 101~150cm 極高生 … 151cm以上
よく見かける場所:庭 花壇  よく見かける時期:6~11月
花言葉:華麗 優美 ※色ごとに花言葉があります。

夏の終わりから秋にかけて大ぶりなキクのような花を咲かせます。花姿や色が豊富です。背丈も高いものから低いものまで様々な種類があります。

メキシコからグアテマラの高地が原産のサツマイモのような塊根で育つ多年草です。
15世紀頃のアステカ帝国(現在のメキシコ)で神聖な花として栽培され古くから高原地帯に自生していたダリアがメキシコの国花とされています。
18世紀末にスペインへ持ち込まれたそうです。日本へは江戸時代1842年(天保13年)にオランダから長崎に持ち込まれたそうです。
和名の「テンジクボタン」は、外国からやってきて花の形がボタンに似てところから名付けられたそうです。
当初は、ごく一部の地域で栽培されていましたが明治の中頃になると盛んに栽培されるようになり明治の末にはダリア品評会も開催されていたそうです。その後、日本ダリア会が設立され普及し多くのダリア園もつくられました。

ダリアは、たくさんの新品種が生まれ数万種ともいわれていますが正確な数は分からないそうです。
日本では春植え球根植物として春に塊根を植えて夏に花を咲かせます。一年草のように種から育てられるミニタイプの品種(実生ダリア)もあります。

花色は赤色・オレンジ色・黄色・白色・ピンク色・藤色・ボタン色・紫色などバラエティーに富んでいます。模様入りや2色咲きのものもあるそうです。
以前は青色と緑色の花色はありませんでしたが青色のダリアを千葉大学の研究グループが作り出したそうです。

てんてん
てんてん

花や塊根は食べられるそうです。

ダリアは、かつては有毒とされていましたが食べられるそうです。ただし、美味しくないようです。また、キクイモと同様に塊根には多糖類イヌリンが含まれ大量に食べると腸内の発酵で生じたガスにより、腹部膨満を来たすおそれがあるそうです。
原産地メキシコでは、食用ダリアも栽培されていて日本でも最近、塊根を食用とする試みもなされているようです。また、花や葉をサラダや酢の物などの飾りとして使うこともあるそうです。
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