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ナニワイバラ 中国原産の原種のバラです。実は生薬で金桜子(きんおうし)というそうです。 そのほかに根は「金桜根(きんおうこん)」、葉は「金桜葉(きんおうよう)」、花は「金桜花(きんおうか)」と呼ばれています。

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学名:Rosa laevigata 漢字名:浪花茨 難波茨 別名:ナニワノイバラ 分類/科名:バラ科/バラ属
草丈:7~8m よく見かける場所:庭 生垣  よく見かける時期:5月〜6月
春のモッコウバラが咲き始めるごろに伸びたつるに大きな一重の花をたくさん咲かせます。
葉は小葉は細長い卵形で肉厚で光沢があり3枚一組になっています。短い葉柄や枝にはトゲがたくさんあります。

中国が原産の原種バラの一つで蔓性常緑の中木です。日本へやってきたのは宝永年間(1704~11年)だそうです。古くから観賞用に栽培され紀伊半島の南部、四国及び九州の山地では野生化したものが見られるそうです。
名前「ナニワイバラ」は、大阪など近畿地方で植えられ浪速の商人が売っていたので「ナニワ」の名前を付けられたようです。
よく伸び枝に生じるカギ形の太いトゲで他の植物などに絡みついて広がっていきます。
花の後にできる果実は長い毛に覆われ、独創的な形状になる。長さは3~4センチで10月頃に黄色あるいはオレンジ色に熟します。

ナニワイバラの実は偽果(がくなど子房以外の部分が加わってできている果実)だそうです。「梨、いちご、いちじく、びわ」なども偽果です。
真果は成熟した子房が果実になるもので「ブドウ・桃・梅などの一般的な果実」を指しています。

てんてん
てんてん

実は生薬で金桜子(きんおうし)というそうです。
そのほかに根は「金桜根(きんおうこん)」、葉は「金桜葉(きんおうよう)」、花は「金桜花(きんおうか)」と呼ばれています。

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