ヒガンバナ 名前のとおりお彼岸が近づくと咲き始めます。球根には毒があります。

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学名がくめいLycoris radiataリコリス レディアタ 漢字名かんじめい:彼岸花 別名べつめい曼珠沙華まんじゅしゃげ 英語名えいごめい:red spider lily  分類ぶんるい/科名かめい:ヒガンバナ科ヒガンバナ属
おおきさ:30~50cm よくかける場所ばしょ:NT緑地りょくち あぜみち  よくかけるつき:9月
花言葉はなことば情熱じょうねつ
9がつになると、いたるところから花芽はなめをだし、いっせいにはじめます。

はなく、つぼみのついたくきをスーッとのばしはじめます。

はなあざやかなあきほそい花びらがよこにひろがります。葉は花のあとにでてきます。のびた葉はつぎの年の初夏しょかれてしまいます。
中国大陸原産ちゅうごくたいりくげんさん鱗茎りんけい(タマネギのような球根きゅうこん)でふえる多年草たねんそうです。日本にほんでもみちばたやんぼのあぜなどに群生ぐんせいします。日本のヒガンバナは花は咲いても種子しゅしができません。いま各地かくちられるのはひとひろめたものです。

名前なまえあき彼岸ひがんのころ(9月20日ごろ)に咲くので名づけられたようです。
別名の曼珠沙華まんじゅしゃげは、インドのサンスクリット天界てんかい神々かみがみのいるところ)に咲く花という意味いみだそうです。おめでたいことがおこりそうなときに赤い花が天からってくる、という仏教ぶっきょうのおきょうからきているそうです。
地下ちかの球根につよどくがあります。そのために害虫がいちゅうやモグラなどがやってこないためにんぼのあぜみち堤防ていぼうおおえられているそうです。

ヒガンバナと球根きゅうこんでの動画どうがです。(NHK for Schoolやく1ふん

中国原産ちゅうごくげんさんですが台湾たいわん沖縄おきなわにはみられず、いきなり日本にほんにきたようです。

https://oogodamasataka.com/2019/10/30/common-points-btw-taiwan-and-okinawa/
やってきた時期じきもよくわかっていないようです。いろいろなせつがあるようですがお米作こめづくりと一緒いっしょにやってきたといわれています。

てんてん
てんてん

きれいな花ですが毒があるためかむかしから縁起えんぎわるい花としていえにわにはうえません。

食たべてはだめ!!

葉やくきなど全体に毒があります。とくに球根にはリコリンという有毒成分ゆうどくせいぶんを多くふくんでいます。
花のあとのがニラににていて、まちがって食べることがあるので気をつけてください。

飢饉ききんのときに食べていた?

ヒガンバナの球根きゅうこんにはデンプンがたくさん含まれています。毒は水にけるので飢饉ききんさむさや台風たいふうなどでお米などが、とれず食べ物がないときにヒガンバナの球根の毒を水であらながしてデンプンを食べたという記録きろくがあるそうです。

しつもん いけん かんそう