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ボウフラ(カの幼虫) たまり水に発生していました。2週間で成虫になってしまいます。

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学名:Culicidae 漢字名:蚊 英語名:mosquito 分類/科名:糸角亜目カ科イエカ属、ヤブカ属、ハマダラカ属など
大きさ:15mm以下 よく見かける場所:どこでも  よく見かける時期: 4~12月
ボウフラは春から秋まで発生するカの幼虫です。
カは世界には約2,500種~約3000種くらいいます。日本では100種程度だそうです。ヒトなどから血液を吸う吸血動物で種によっては各種の病気を媒介する虫です。
幼虫は全身を使って棒を振るような泳ぎをすることから「棒振り」「棒振り虫」からボウフラとなったそうです。地方によっては「ボウフリ」ともよばれているそうです。
カのメスは水面に1度におよそ200個の卵を産み落とします。卵は2~5日でかえります。4回ほど脱皮を繰り返し1週間ほどで「オニボウフラ」と呼ばれるさなぎに成長して、さらに3日ほどで成虫になります。その後、1ヶ月くらい生きるそうです。
ボウフラは水面に浮かんで空気呼吸をしながら水中や水底で摂食活動を行ないます。鰓はあるのですが呼吸のためには使われていないようです。
生息場所としては主に流れのない汚れた沼や池などに生息します。ハマダラカの一部などきれいな水を好む種もいます。それ以外にも水たまりや水の入った容器の中などの、わずかな水場でも生息する種もいます。水田もカの生息地としては重要な場所です。
ボウフラは環境の変化には弱く水質が変化したり水がなくなったりすると死滅しやすいそうです。
幼虫のほとんどは水中のデトリタス粒子(生物の死骸や排泄物などが分解されて微粒子状になった有機物や、これらに付着するバクテリアなどの微生物)や細菌類などを食べます。ハマダラカ類では水面に吸着した微生物、イエカ類では水中に浮遊する微生物や細かいデトリタス粒子、ヤブカ類では水底に沈んだ粗大なデトリタス塊を食べています。

秋雨前線により1週間、雨が断続的に降り続き庭に水たまりができていました。そこを覗くとぴょんぴょんと元気なボウフラがいました。たまり水の中の黒い塊がデトリタス塊のようです。
動画を撮影しました。

てんてん
てんてん

卵から10日くらいで成虫になります。成虫のメスはすぐに卵を産みますのでどんどん増えていきます。成長の様子をNHK for Schoolで。

蚊の物理的予防

カは各種の病気を媒介する虫ですので発生を防ぎたいものです。そのためにはボウフラの生育場所の「水たまり」を可能な限り作らないことが大切です。どうしても水たまりができる場合の予防法として次のような物があるそうです。


水面を油で覆う事でボウフラを窒息死させる事ができるそうです。
アメリカ合衆国がパナマ運河を建設した際にもこの手法でマラリアの発生が抑えられたそうです。

水に銅の繊維状のものを入れることで、ボウフラの9割が羽化せずに死滅するとの実験結果もあるそうです。10円玉も効果があると紹介しているサイトもありますが?。


簡単な加工を施したペットボトルを水たまりに設置してボウフラを閉じ込める罠が考案されているそうです。
水源から離れた場所に設置して蚊に産卵させた上で羽化した成虫を閉じ込める罠も商品化されているそうです。

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