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ムクゲ 生け花では、こみ(木密)?として使われます。

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学名:Hibiscus syriacus 漢字名:木槿 別名:ハチス もくげ 英語名:Rose of Sharon 分類/科名:アオイ科フヨウ属
高さ:3~4m よく見かける場所:庭 公園  よく見かける時期:7~9月
花言葉:信念 新しい美
夏の初めに細い枝先にハイビスカスのような白やピンクの大ぶりな花を咲かせます。花の中心には、長い雌しべを伸ばし周りにたくさんの雄しべをつけています。葉は、切れ込みのある小さめのものが互い違いに枝についています。
中国原産の花で、平安京ぐらいに渡来していたようです。園芸用に栽培され街路樹や公園の植栽によく使われています。夏の茶花としても使われいます。
フヨウと同じ仲間なので、互いに接ぎ木ができるそうです。同じ仲間にモミジアオイがあります。
大韓民国の国花です。国章にも意匠化されています。
ホテルの格付けなどの星の代わりにも使用されています。(ただし法的な国花の位置付けはないそうです)。

茶道や生け花と関わりの多い花のようです。ムクゲ花の和菓子を作ったことがあります。

てんてん
てんてん

一日花のように思われていますが、次の日までは花は持つようです。

茶道においては茶人千宗旦がムクゲを好んだこともあり、花のはかなさが一期一会の茶道の精神にも通じるとして今では、もっとも代表的な夏の茶花となっています。花がすぐしおれてしまうため、毎日生け替えて使うようです。掛け花や一輪挿しなどによく使われています。
また、生け花では、普通「むくげ」の枝のまたの部分を「こみ(木密)」として使用するそうです。