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ムシトリナデシコ とはいっても食虫植物ではありません。

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学名:Silene armeria  漢字名:虫取り撫子 別名:ハエトリナデシコ、コマチソウ、ムシトリバナ 英語名:Catchfly, Sweet William catchfly 分類/科名:ナデシコ科マンテマ属(シレネ属)
草丈:30~60cm よく見かける場所:庭 道ばた  よく見かける時期: 5~6月
花言葉:罠 未練
春先の道ばたにショッキングピンクの花を咲かせます。5枚の花びらを広げ強い風に揺れてもしっかり咲いています。白い花もあるそうです。
原産地はヨーロッパで現在は世界の温暖な地域に広く分布する一・二年草です。
日本では江戸時代に鑑賞用として移入されたものが各地で野生化し道端や空き地でも群生しているのを見かけるようになりました。
茎の上部の葉の下に粘液を分泌する部分が帯状にあり、ここに虫が付着して捕らえられることから名前がつけられたそうです。捕まった昆虫を消化吸収することはなく食虫植物ではありません。花の蜜を盗むだけで受粉にあまり必要でないアリが茎をよじ登って花に達するのを妨げていると考えられているそうです。

茎の上部の葉の下に粘液を分泌する部分がないか後日調べましたが手で触っても確認できませんでした。粘液が出るのは、もう少し後の時期かもしれません。

てんてん
てんてん

食虫植物ではないそうですが捕まった虫は死んでしまうそうです。

属名Silene(シレネ)の由来(諸説あり)
ギリシア神話の「Silenus(シーレーノス)」の名前にちなむともいわれます。シーレーノスは酒神ディオニューソス(ローマ神話ではバッカス)の教師で、いつも酔っぱらい泡だらけであったといいます。この属の植物には粘液性の分泌液を出すものが多く、それをシーレーノスの姿にたとえたといわれています。
花言葉-由来WEBより
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