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ロウバイ 毒にも薬にもなります。

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学名:Chimonanthus praecox 漢字名:蝋梅、蠟梅、臘梅 別名:唐梅〔カラウメ〕 英語名:Wintersweet 分類/科名:クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属
草丈: 2~ 4m よく見かける場所:庭  よく見かける時期:12月~2月
花言葉:先見
早春、梅より早く花が咲きます。強い香りを放つので道を歩いていると気がつきます。
中国原産の落葉広葉中小木です。江戸の初期の後水尾天皇(1611~1629年)の時代に、朝鮮半島を経由して渡来したとする記録があるそうです。
園芸種としてソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、トウロウバイ(唐蝋梅)などの品種があります。花びら全体が黄色いソシンロウバイが一般的です。写真の花はソシンロウバイです。
花びらがすべすべで蝋細工のようです。そして、咲く時期が臘月(旧暦12月)頃ということから名前がつけられたそうです。

花びらは、そのままドライフラワーとして使えそうです。
種は、発芽率が良いので実生で最も簡単に育てられるそうです。挑戦してみたいです。

ロウバイ(蝋梅)
【画像】ロウバイは厳冬期の庭を彩る貴重な花木として知られる。文字どおり蝋細工のような黄色い花は人工的な質感であり好みが分かれるものの、香りが良く切花として・・・
花や蕾から抽出した蝋梅油には抗菌・抗炎作用があり皮膚保護軟膏の香料に配合されているそうです。
ロウバイの果実は、梅に似た実をつけますが実や葉には、毒があります。ロウバイの種子には、抑制性神経伝達物質の放出を阻害して痙攣を誘発する有毒物質のカリカンチンを含んでいるそうです。決して食べないようにしましょう。