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アオゲラがやってきています。 みんなの住処を作ってくれます。

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「ピュー、ピュー、ピュー。」とアオゲラの鳴き声が聞こえてきました。
最近ご無沙汰していましたが、久しぶりに返ってきたようです。ウグイスの鳴き声も聞こえています。

キツツキ類は天敵に場所を覚えられるのを避けるため、毎年新しい巣穴を掘るといわれています。巣穴を掘る木は、枯れた木を使うそうです。
以前、NT緑地には、枯れ木が何本かあり、えさ場と巣穴に使っていました。緑地が整理されることで枯れ木がなくなりアオゲラにとっては魅力が少なくなったようです。
使わなくなった古巣をシジュウカラ等の小鳥や小型哺乳類が、さらに木の腐食が進んでうろになるとフクロウ類やカモの仲間などにも利用されることがあるそうです。これらの生き物は二次樹洞利用鳥類・哺乳類と呼ばれています。
巣穴を使う生き物の中で自ら穴を掘ることができるのは、キツツキの仲間だけです。枯れ木とキツツキ類は様々な生き物に住みかを提供し森林生態系の中でも重要な位置を占めていることになります。