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アカヒメツノカメムシ 母親が子どもを守ります。

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学名:Elasmucha dorsalis 漢字名:赤姫角亀虫 分類/科名:昆虫綱有翅昆虫亜綱半翅目異翅亜目ツノカメムシ科
大きさ:1cm よく見かける場所:
赤と銀のメタリックな配色のカメムシです。
親子が一緒に生活する亜社会性ツノカメムシの一種です。ヒメツノカメムシのメスは、産卵後に卵塊の上で卵を守るそうです。この姿勢は孵化後も続き脱皮して葉上を移動するまで続けるそうです。
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標準和名を「カメムシ」とする昆虫は存在しないそうです。悪臭を放つことで知られ、日本では「クサムシ」や「こき虫」という俗称があり、「ヘッピリ」や「クサンボ」「ジャコ」という地方名も知られる。英名の“stink bug”(臭い虫)もその習性に由来します。

茶色いカメムシ(主にクサギカメムシ)が、いろいろ悪さをする時期に見つけました。たまに、びっくりするほど綺麗なカメムシを見つけることがあります。

てんてん
てんてん

カメムシ類は、丸いテントウムシとちがって、頭は先端が尖った三角形で全体はおおよそ五角形の底を引き伸ばしたような形になります。こんなに仲間がいます。

カメムシ図鑑|カメムシ科
ハチやシロアリのように、集団を作り、その中に女王や働き蟻(蜂)のような階層があるような生活をしているようなあり方を真社会性というそうです。大きな群れを作らず、階層が分かれていないが、親子が一緒に生活するものを亜社会性、血縁のない個体同士が集団を作るのを側社会性というそうです。これらは社会性昆虫の進化を考える上で重視されているそうです。