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イオウゴケ 苔ではなく硫黄泉の地上や樹皮上に生育する地衣類です。赤い子器がマリリンモンローの唇のようなのでモンローリップと言う名前

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学名:Cladonia theiophila 和名:硫黄苔 別名:モンローリップ 分類/科名:ハナゴケ科ハナゴケ属
草丈:1〜5cm よく見かける場所:火山地帯 温泉場 よく見かける時期:一年中
火山地帯や温泉場の岩場にへばりつくように生えています。よく見ると赤いぷっくりとした花のようなものをつけています。花のようなものは子器とよばれる生殖器官で、中に菌類の胞子がつくられます。

北海道・本州・四国・九州の、冷温帯や亜寒帯の硫黄泉の地上や樹皮上に生育する地衣類です。
名前「イオウゴケ」は、硫黄地帯で多く分布するので硫黄苔という名前が付いたそうです。
赤い子器がマリリンモンローの唇のようなのでモンローリップと言う名前もあるそうです。
地衣類は、体のほとんどが菌類で、その中に囲われるように藻類が潜んで共生しているいます。
てんてん
てんてん

菌類は、カビやキノコ、酵母などです。

藻類は、海藻や陸上植物以外で光合成を行う生物です。