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ウイキョウ 茴香(ウイキョウ)は本来「フェンネル」の種のことをいうそうです。この種には胃腸を健康に保つ生薬として利用されてきました。「フェンネルシード」としてスパイスとしても使われています。

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学名:Foeniculum vulgare 漢字名:茴香 別名:フェンネル 英語名:Fennel 分類/科名:セリ科ウイキョウ属
草丈:100~200cm よく見かける場所:庭 よく見かける時期:7~8月
花言葉:称賛 力量 よい香り 精神の強さ

細い葉の茎先に黄色い小さなツブツブ状の花をつけます。株全体から甘くスパイシーな香りを漂わせるハーブです。
ヨーロッパ・地中海沿岸が原産とされる多年草です。インド、アジア、オーストラリア、南北アメリカの各大陸に広く分布し、北米では野生化しているそうです。セリ科の植物としては珍しく乾いた土壌でよく生育します。
平安時代に中国から日本に渡ってきました。中国植物名は茴香と書きます。腐った魚に使うと香りが回復するから名づけられたといわれています。和名ウイキョウ(茴香)の語源は「茴」を唐音で「ウイ」、「香」を漢音で「キョウ」からきているようです。
古代エジプトや古代ローマでも栽培されていた記録が残っています。現在は世界各地で栽培されており主産地はエジプトだけではなく、シリア、インド、イギリス、ドイツ、イタリア、フランス、ハンガリー、レバノン、ブルガリア、北アメリカ、中国なども挙げられます。日本における主産地は長野県です。

茴香(ウイキョウ)

茴香(ウイキョウ)という名前は本来「フェンネル」の種のことを指します。この種には胃腸を健康に保つ、痰を取り除く、消化促進、消臭の効能があるとされ、生薬として利用されてきました。
種を乾燥させるとさわやかな甘みがあり「フェンネルシード」というスパイス名で出回り、スープや煮込みなど魚料理によく利用されています。砕いて粉にしたものは、パンやお菓子にも使われます。

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