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エゴノキ 木の実は石けんにもなります。

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学名:Styrax japonica 漢字名: 別名:チシャノキ チサノキ セッケンノキ 英語名:Japanese snowbell 分類/科名:エゴノキ科エゴノキ属
高さ:3~10m よく見かける場所:林 庭  よく見かける時期:5月
花言葉:壮大
白い花を一斉に咲かせます。花に鳥や蜂が集まってきます。
日本全国に分布する落葉小高木です。花の後に緑色の実がなります。その実の皮には、エゴサポニンという毒成分があります。実を口に入れるとエグいあじがするのでエゴノキの名前がついたそうです。漢字名がありません。また、実をつぶすと泡が出てきます。その泡を石けん代わりに使ったそうです。
木材は、緻密で粘り気があり将棋のこまや和傘などの素材としていたようです。

白花のエゴノキが一般的ですが、ピンク色の花の木もあります。樹形がすっきりしていて好きです。剪定すると樹形が整わなくなりました。ただ、剪定した材でバードコールを作りました。良い音がでました。

てんてん
てんてん

エゴの目のところに虫こぶがよくつきます。樹にも虫「ちしゃの虫」が入り込んでいるようです。その虫をシジュウカラが食べにきていますよ。蜂も蜜を吸いにたくさん集まってきます。

花言葉の「壮大」は、高さ10mほどにもなる高木に釣り鐘状の白い花を一斉に咲かせる姿にちなむそうです。
エゴサポニンは胃や喉の粘膜に炎症を起こし、溶血作用もあり魚に対しても毒性があります。その毒を使って漁をしたという話もあります。