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エゴノキ 秋にヤマガラがやってきています。花が咲いています。その原因は?

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学名:Styrax japonica 漢字名: 別名:チシャノキ チサノキ セッケンノキ 英語名:Japanese snowbell 分類/科名:エゴノキ科エゴノキ属
高さ:3~10m よく見かける場所:林 庭  よく見かける時期:5月
花言葉:壮大
花は本来、春に咲きます。たまに秋に咲く年もあります。
その原因は、地球温暖化ではなく葉が台風によるか、虫に食われてなくなってしまったせいだそうです。
春に咲く木の花は前年の夏に花芽を作ります。しかし、その後すぐに花芽が成長し秋に花が咲いたのでは種子を実らせるのが寒い冬になり種子はできません。そこで、秋に花芽の成長を止めて来年の春まで休眠させ春に花を咲かせ種子の実りを夏にします。
その花芽の休眠を促すホルモン(アブシシン酸)を作るのが葉だといわれています。ところが、花芽を作ったあと葉がなくなってしまうと、そのホルモンができないので花芽を休眠させることができず花芽が成長して秋に咲いてしまいます。
ソメイヨシノも台風などで夏に葉がなくなると秋に花が咲くことがあります。
てんてん
てんてん

エゴノキにやってきたヤマガラさんたちです。

アブシシン酸
気孔の閉鎖,種子の成熟,休眠に働き,特にストレス応答(強光,低温,高温,乾燥など)に重要な働きをするそうです。
詳しくはこちらの論文