オオイヌノフグリ 明治時代のはじめにヨーロッパから日本にやってきた帰化植物(きかしょくぶつ)です。2024年は2月15日に咲いていました。

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学名がくめいVeronica persica 漢字名かんじめい:大犬の陰嚢 別名べつめい瑠璃唐草るりからくさ 英語名えいごめい:Veronica 分類ぶんるい/科名かめい:オオバコ科クワガタソウ属
おおきさ:10~20cm よくかける場所ばしょ野原のはら みちばた よくかけるつき:2~5月

早春そうしゅんみちばたにあざやかな空色そらいろはなかせます。地面じめんをはうようにくきばしちいさなみのあるをつけています。


ヨーロッパ原産げんさんあきしてふゆして冬から春に花を咲かせる越年草えつねんそうです。明治めいじはじめにヨーロッパから日本にほんにやってきた帰化植物きかしょくぶつです。
オオイヌノフグリという名前なまえ由来ゆらいにはおもに二つのせつがあります。一つは、もともと日本に生えていたイヌノフグリというくさ姿すがたていておおきいところからオオイヌノフグリと名付なづけらたという説です。もう一つはたねかたち雄犬おすいぬのフグリ(陰嚢いんのう(たまたま))に似ているので、オオイヌノフグリとばれるようになったという説です。
あきしてほか植物しょくぶつそだたないふゆに育ち早春そうしゅんにたくさんの花を咲かせて春のわりにはれてしまいます。なつあいだは種でごし秋にまた芽を出します。
ふゆさむさにえるため細胞内さいぼうない糖濃度とうのうどたかめる機能きのうっているそうです。さらにくきえるみじかゆきしもとおざけて保温ほおんしているそうです。

今年ことし(2024年)は2月15日に花を見つけました。

もともと日本にほんえていたイヌノフグリは、だんだん生育地せいいくちうばわれかけなくなってきています。
環境省かんきょうしょうのレッドデータブックでは、絶滅危惧II類ぜつめつきぐにるい(VU)※に指定していされています。※絶滅ぜつめつ危険きけん増大ぞうだいしているしゅ

しつもん いけん かんそう