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カモジグサ ネズミムギ  区別ができなかったので二つの名前で紹介いたします。

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カモジグサ

学名:Elymus tsukushiensis Honda var. transiens (Hack.) Osada 漢字名: 別名: 英語名:Italian ryegrass 分類/科名:イネ科エゾムギ属
草丈:40~100cm よく見かける場所:どこでも  よく見かける時期: 5~7月
日本でも北海道から九州までの各地に広く見られます。
柄のない小穂が並ぶことや穂がやや偏平で細長く、よく発達した芒が上に向いて伸びています。
芒(のぎ)
コメ、ムギなどイネ科の植物の小穂の先端にある棘状の突起のことです。

ネズミムギ

学名:Lolium multiflorum 漢字名: 別名: 英語名:Italian ryegrass 分類/科名:イネ科ドクムギ属
草丈:30~100cm よく見かける場所:どこでも  よく見かける時期: 5~7月:
北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オセアニアといった世界の温帯から暖帯に帰化して日本でも北海道から九州までの各地に広く見られます。
主軸は小穂ごとにやや曲がり小穂には柄がなく二列に並んだ小花の列の一方を茎に向けます。小穂は左右から扁平なので穂全体も多少とも左右に扁平な印象となります。

梅雨が近くなるとイネ科の植物が多く見られます。
ただしカモジグサなどイネ科の植物は見分けにくいです。今回は区別がつかなかったので二つ名前で紹介いたします。

イネ科の植物の見分け方
イネ科の植物で多数の花を含む小穂を柄のない穂状花序につけるものとしてはドクムギ属のものもあり複数種が雑草として普通に見られます。その違いは小穂の幅や形、などで見分けられるようです。

てんてん
てんてん

専門用語が並びますので調べてみました。

小穂(しょうすい)
イネ科やカヤツリグサ科における花を含む構造のことです。複数の花を含み、鱗片状の構造が折り重なったものです。
穂状花序(すいじょうかじょ)
長く伸びた軸に柄のない花が並んでいる様子です。
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