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ガガイモ 東アジア一帯に分布している、つる性の多年草です。イモムシなどからの食害を防ぐために毒を持っています。

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学名:Metaplexis japonica  漢字名:蘿藦 地方名:ガンガラ ゴンガラ トウノキ 分類/科名:キョウチクトウ科ガガイモ属
草丈:つる性 〜2m よく見かける場所:野山 草原 よく見かける時期:花 7〜8月 実 9月〜1月
夏に、つるの葉のわきから伸ばした花茎先にたくさん花を咲かせます。花は5つに割れて星型に反り返っています。花の内側に毛が密生しています。ハート型の葉で茎を切ると白い液体がでます。

東アジア一帯に分布している、つる性の多年草です。日本では北海道・本州・四国・九州の山野に自生しています。
日当たりのよいの草原や道端、藪、河川敷、林縁などに見られ群生します。
秋にオクラのような実をつけ冬に実がわれてボート形になり、中から白い毛の生えた種子が出てきます。

種子の毛を綿の代用や朱肉に用いたり種子は薬用に若芽はゆでて食べられるそうですが全草に毒性があるそうです。
古名をカガミまたはカガミグサといい夏の季語にもなっています。名前「ガガイモ]のイモは根ではなくて実の形によるともいわれています。「ガガ」は、割れた実の内側が鏡のように光るところからきているそうです。

釧路湿原の中で群生していました。

てんてん
てんてん

ガガイモはイモムシなどからの食害を防ぐために毒を持っています。特に根から出る乳液の毒性が強いそうです。
そのガガイモを食している方がいました。