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キランソウ 別名ジゴクノカマノフタ すごい名前ですが薬草としての効能からのようです。

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学名:Ajuga decumbens 漢字名:金瘡小草 別名:ジゴクノカマノフタ 英語名:Creeping bugleweed 分類/科名:シソ科キランソウ属
草丈:2~20cm よく見かける場所:どこでも  よく見かける時期:3~5月
花言葉:あなたを待っています
春の野山で足下をよく見ると紫色のアジュガのような花を咲かせています。地面にへばりつくように波打つような葉を広げています。

日本原産の多年草で日本各地や朝鮮や中国に分布しているそうです。
草全体がロゼット状に地表に這ってランナー(匍匐茎)のような花茎を出して地表を這いますが節から根は出しません。
キランソウの名前の由来は諸説ありますがはっきりしないそうです。
日当たりが良く排水が良い土地を好みます。草地や丘陵地などに生え石垣の間やその下の地面に這うように広がることもあります。
古くから薬草として使われてきています。

生薬名は筋骨草(きんこつそう)で古くから民間薬として使用されている生薬の一種ですが漢方では使われいないようです。調べても漢方系のWEBで紹介されていませんでした。公益社団法人鹿児島県薬剤師会 のWEBで紹介されているくらいでした。

鎮咳、去痰、健胃、下痢止め、高血圧などに用いられているそうです。また各種結石や神経痛にも効果があり全草を粉末にして内服したりするそうです。
ウルシかぶれや汗疹に浴湯料として用いられるそうです。
また、薬酒とする他、葉の和え物、花の姿揚げなど山菜としても利用できるそうです。

てんてん
てんてん

真夏の直射日光が苦手なので落葉樹の下や庭の東側の半日陰が植えるのにちょうど良いです。

キランソウの名前の諸説
ランに似た紫色の花を意味する「紫蘭草(しらんそう)」が転訛したものとする説
「キ」は紫の古語、「ラン」は藍色を意味するところから、花色から紫藍色に由来するという説
茎を地面に伸ばして群生する様から、織物の金襴にみたてて「金襴草」と名付けたとする説
別名 ジゴクノカマノフタ
葉が地面に張り付くように広がる様子やさまざまな病気に対して薬草としての効能から医者がいらず「これで地獄に落ちないで済む」として「病気を治して地獄の釜に蓋をする」ということから名づけられたといわれています。医者が必要ないというところからイシャゴロシ(医者殺し)の異名もあるそうです。
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