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キンシバイ 中国原産のオトギリソウの仲間です。薬草としても知られています。

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学名:Hypericum patulum 漢字名:金糸梅 別名:クサヤマブキ(草山吹)、ヒペリカム・パツルム 分類/科名:オトギリソウ科オトギリソウ属
高さ:30~150cm よく見かける場所:庭 公園 よく見かける時期:5~7月
初夏から夏にかけて黄色の大ぶりな花を咲かせます。花びらは5枚で真ん中から雄蕊を出しています。葉は枝に平面的に対生して伸び先端に花をつけます。若い葉は赤みを帯びています。

中国中部および南部に自生する半常緑(半落葉)小低木です。自生地では渓谷などに生息しているそうです。
日本には江戸時代の宝暦10年(1760年)に渡来したといわれ観賞用として栽培されてきました。関東地方以西では栽培品が野生化して自生地と同じような山地の人家付近の湿った崖などに生えているそうです。
和名は長く突き出た雄蕊を「金の糸」、5枚の花びらを「梅」に喩えた中国名「金糸梅」からきています。
日向でも半日陰でも丈夫に育ち株分けですぐ増やせるため庭木や公園樹として利用されています。冬は紅葉して葉が半分程度落ちます。

オトギリソウは日本原産の多年草で「弟切草」と書きます。薬効が昔から知られています。

「弟切草」は、これを鷹の秘伝の傷薬としていた鷹飼いが、この秘密を他人に漏らした弟を切り殺したという平安時代の伝説に由来するそうです。

てんてん
てんてん

キンシバイも薬草として使われています。

芒種花(ボウシュカ) という生薬名で止血や利尿、消炎のはたらきがあるとされています。

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