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キンリョウヘン ニホンミツバチを引き寄せるため、蜜蜂蘭(みつばちらん)とも呼ばれています。

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学名:Cymbidium floribundum 漢字名:金稜辺 別名:ミツバチラン(蜜蜂蘭) 分類/科名:ラン科シュンラン属
草丈:30~40cm よく見かける場所:庭 鉢植え  よく見かける時期:4~5月
春から初夏に剣のような葉の間から赤色(赤褐色)または白色(黄緑)の小さい花を鈴なりに咲かせます。

一つ一つの花はシンビジウムによく似ています。
中国原産の蘭で小型のシンビジウムの仲間です。寒さに強く乾燥や直射日光にも強く栽培しやすい品種だそうです。
日本には文明年間(1469〜1486年)にやってきて明治時代には様々な品種を栽培すること流行したそうです。近年は地味な花のキンリョウヘンは園芸種としてはあまり人気がないそうです。
ニホンミツバチを誘引するため、蜜蜂蘭(みつばちらん)とも呼ばれています。
てんてん
てんてん

キンリョウヘンは蜜が出ないのにニホンミツバチをよびます。

キンリョウヘンの花には蜜腺がないので蜜が出ないそうです。キンリョウヘンはニホンミツバチの集合フェロモンを発してニホンミツバチを呼び寄せるそうです。フェロモンで呼び寄せて結果的に受粉を行わせます。
キンリョウヘンの花がニホンミツバチの分蜂群れを誘引するので、開花したキンリョウヘンを巣箱の横に設置しておくと、ニホンミツバチが入る可能性が高くなるそうです。
セイヨウミツバチはキンリョウヘンのフェロモンでは誘引できないようです。
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