コマクサ　絶滅危惧種です。高山植物の女王と呼ばれ人気があります。特定の場所でしか育たず、花をつけるまでに数年～２０年もかかるため貴重な植物です。

夏に高山や冷涼なところで小さく裂けた白っぽい葉の間から花茎をのばし薄ピンク色の花を咲かせます。花は下向きで細長く馬の顔のように見えます。

千島列島・樺太・カムチャッカ半島・シベリア東部の東北アジアと日本の北海道から中部地方の高い山の岩場の斜面などのガレ場に分布する多年草です。ところによって群落をつくることがあります。
名前「駒草」は、花の形が馬の顔に似ていることから名づけられたそうです。
高山植物の女王と呼ばれ人気の植物です。特定の場所でしか育たず、花をつけるまでに数年～２０年もかかるため貴重な植物です。
昔は、花の美しさよりも薬草としての価値が高く、古くから腹痛の妙薬として知られていたそうです。そのため多くの場所で盗採の被害を受けて絶滅した山もたくさんあるそうです。
日本の各都道府県でレッドリストの指定を受けています。