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スギナ 栄養茎をスギナ、春に出てくる胞子茎をツクシと呼びわけることがあります。

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学名:Equisetum arvense 漢字名:杉菜 別名:地獄草 英語名:Field Horsetail 分類/科名:トクサ科トクサ属
草丈:20~40cm よく見かける場所:道路や線路脇の空き地  よく見かける時期:3月~
道路や線路脇の日当たりの良いやせた土地に集団をつくって群生します。

日本では全国の北海道・本州・四国・九州に分布している耐寒性の多年草です。日本に生育するトクサ類では最も小柄です。
市街地周辺から農耕地帯に広く分布し山地、原野、野原、荒れ地、畑、土手、道ばたなど、いたるところで見かけます。
地下茎から地上へ出る胞子茎と栄養茎に分かれ、栄養茎を「スギナ」、春に出てくる胞子茎を「ツクシ(土筆)」と呼びわけることがあります。「スギナ」は「ツクシ」が枯れた後に芽を出し茂ります。
和名のスギナは地上部がスギ(杉)によく似ていて春のツクシが食用にされることから「杉の菜」から名づけられたそうです。
スギナ(栄養茎)は緑色で光合成を行います。節に鞘状の変形葉がつき枝が輪生します。
地下茎は地中で長くのび畑を耕して切断されても再生することができるので除去が難しいです。根が深いことから「地獄草」の別名を持つそうです。
名前の由来として節のところで抜いて継ぐことができたことから継ぐ菜(つぐな)から転訛したという説もあります。
てんてん
てんてん
スギナ茶など健康食品として販売されていますが効能など気をつけた方がよいという記事があります。
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