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セイタカアワダチソウ 冬に褐色の果実にワタのような白い毛がびっしりついています。

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学名がくめい:Solidago altissima 漢字名かんじめい:背高泡立草 別名べつめい:代萩(ダイハギ) 英語名えいごめい:Tall Golden rod 分類ぶんるい/科名かめい:キク科アキノキリンソウ属
おおきさ:100~250cm よくかける場所ばしょ:どこでも  よくかけるつき:9~11月
花言葉はなことば生命力せいめいりょく
あきになると、いろいろなところで黄色きいろちいさいはな稲穂いなほのようにかせています。

セイタカといわれるように、ほかのくさより背丈せたけたかいのが特徴とくちょうです。ふゆになると褐色かっしょく果実かじつにワタのようなしろがびっしりついています。

きたアメリカ原産げんさん毎年まいとし花が咲く多年草たねんそうです。日本にほんへは明治時代めいじじだいにハギのかわりの花用ばなようなどでやってきたそうです。タネからそだつだけでなくをひろげてそだちからつよいうえにアレロパシー※(ほか植物しょくぶつ成長せいちょうおさえる物質ぶっしつ)によってんぼのあとや河原かわらなど湿気しっけおお土地とちに秋の七草ななくさのフジバカマなど日本に、もとからえていた植物をおさえて、たくさん生えるようになりました。
いまでは、要注意外来生物ようちゅういがいらいせいぶつ指定していされています。日本全国にほんぜんこくかけることができます。
花の時期じきこまかい花の様子ようすから花粉かふんアレルギーの原因げんいんとみられている時期じきがありました。

セイタカアワダチソウのアレロパシーはポリアセチレンという化学物質かがくぶしつによるそうです。

アレロパシーとは

日本語にほんごでは他感作用たかんさようとよばれています。
植物しょくぶつから出る化学物質かがくぶっしつが他の生き物の成長せいちょうをじゃましたり、きんころしたりする作用のことをいうそうです。1937年にドイツの植物学者しょくぶつがくしゃのハンス・モーリッシュがいいはじめたそうです。
セイタカアワダチソウはポリアセチレンという化学物質かがくぶしつしてほか植物しょくぶつを出すのをおさえます。ヨモギ、ノギク、ヒメジョンなどもポリアセチレンを出すそうです。
てんてん
てんてん

真冬まふゆのセイタカアワダチソウはロゼットようはるをまっています。

ロゼッタ葉

タンポポやオニタビラコなど地面じめんに葉がバラのはなのようにひろがった状態じょうたいの葉です。
葉をささえて地上じめんからげるくきつくらないのでしょうエネでひろがっていきます。ただ、ほか植物しょくぶつうえからおおわれるとひろがれません、そのため上からおおわれる植物がいない時期じきふゆ)や場所ばしょあたらしくできた裸地らちはたけ)でよくかけます。

しつもん いけん かんそう